教授の戯言

手品のお話とかね。

Florian Severin著, 岡田浩之訳『ダリアン・ヴォルフの奇妙な冒険』

フロリアン・ズィヴァリン(Florian Severin)著, 岡田浩之訳『ダリアン・ヴォルフの奇妙な冒険<Seltsame Abenteuer des Darian Wolf>』です。ドイツ語の原書『13 Steps to Vandalism』は、本国ドイツでは出版するや売り切れ、プレミアが付くことに。その増補改訂版である英語版が『What Lies Ins</seltsame>…

『Card College Light』再販

Roberto Giobbi『Card College Light』、また刷りました。さすがにもうこれで最後だろ感がございます。 magic.theshop.jp あと2020年10月6日から20日まで、「shop120thx」のコードを入れると5%引きになるみたいです。よかったらお使いくださいませ。 ショッ…

再販(?)

クローゼットにもう一箱発見したり、再刷したりして、Pit Hartlingの『Card Fictions New Edition』と、Lee Asherの『Losing Control』が買えますよ、というお知らせ、といいますか宣伝です。 教授の物販

Pit Hartling『In Order To Amaze』

撮影:青田和也様 富山でございます。ドイツのマジシャン、ピット・ハートリングの『In Order To Amaze』日本語版であります。ついに任務完了です!足掛け4年。長い戦いでございました。小学3年生だった人が、中学1年生になってしまうくらいの時間です。 201…

Guy Hollingworth関係の近況

DRD 富山です。Guy Hollingworthの『Drawing Room Deceptions』という本の粗訳1周目がようやく終わり、合わせて彼の映像資料を全見直しの行に入っておりまして、備忘がてら映像についてのメモを後日つらつらあげていこうかと。 ガイ・ホリングワースは英国の…

Roberto Giobbi『Card College Lightest』日本語版

ロベルト・ジョビーの『ライト』3部作の締め、『カード・カレッジ・ライテスト』、ギリギリ年内で完成です。ついにシリーズ完結いたしました。やったぜ! magic.theshop.jp なお2019年末まで限定ですが、以下のクーポンコードを入れると(ライテスト以外も)…

『ネモニカ学習帳』

『ネモニカ学習帳』 皆さんはメモライズド・デックというのをご存知でしょうか。1枚目がXXで2枚目がXXで、と全部記憶してしまう、マジックの中でも「理屈は分かるけれどもさ……」系の、ひとつの極致にあるタイプのあれです。存在自体、理屈自体はご存知の方も…

齋藤修三郎『JIS X 0401「都道府県カード」』

齋藤修三郎『JIS X 0401「都道府県カード」』 【現象】演者は,日本の都道府県の書かれたカードを軽く混ぜ,4人の観客に大体均等になるように十数枚ずつ渡します.第1段:1人目の観客からカードの束を受け取り,それらに書かれている都道府県を記憶すると言…

齋藤修三郎『Triceratops』

<【Warning!】本項は多分に提灯記事要素を含みます。> 齋藤修三郎『Triceratops』【現象】演者は観客に数十の単語が書かれたリストを示し、その中から単語を1つ、心のなかで選んでもらいます。そして、ひらがなが複数書かれたカードを渡し、決めた単語を作っ…

齋藤修三郎『The trick that cannot be named』

<【Warning!】本項は多分に提灯記事要素を含んでいます。> 齋藤修三郎『The trick that cannot be named』 【現象】「これからマジックをお見せしますが、皆さんはそのタイトルを当ててください」と言って始めます。演者はひらがなの書かれたカードをシャッ…

カーティス・カム来日ツアー

6月末から7月にかけて、カーティス・カム (Curtis Kam) 氏が来日レクチャーとのこと。以前主催者の方から今度お招きしますよ云々を伺っていた際、「えー、でもカーティスというとコインすごいおじさんでしょう?私コインとかそんなに詳しくもないのでよくわ…

ピット・ハートリング・レクチャー(2/2)

■第3部: 08. Catch Me If You Can(『IOTA』) マジシャンは、マジック界の鉄則を破って同じトリックを2回やってみようと思う、と持ち掛けます。1回目は指先の早業で、2回目はそれなしで。最初は、2枚の”探偵”カードがその手腕を発揮、観客に自由に言っても…

ピット・ハートリング・レクチャー(1/2)

訳担当の富山です。2019年6月9日(日)、原宿 Casa Mozartにて開催されたピット・ハートリング(Pit Hartling)の6時間レクチャーに参加してまいりました。 私は彼の訳本『Card Fictions(以下CF)』を出したり作ったり直接会いにドイツに行ったりもしている、…

シェーン・コバルト・レクチャー

「あいつが来たんだよ!」「え?だれレスカ?」「じゃなくてっ!」「ミルク?」「じゃなくてっ!」「ダ・サイダー!?」「じゃなくてっ!」「コバルトだあぁぁぁぁぁ!!」 ということであのシェーン・コバルト(Shane Cobalt)が緊急来日!6/2のレクチャー&…

『Card Fictions New Edition』日本語版

『Card Fictions New Edition』日本語版 ピット・ハートリングの『カード・フィクションズ』なのですが、先日英語版で増補改訂版が出ました。訳担当のひといわく、日本語版の再版をするときは、それを底本にするとのことでした。で、いま作っているらしいで…

Nicholas Lawrence クラフトワークショップ

Nicholas Lawrence クラフトワークショップ 2019年5月4日土曜、快晴、ニコラス・ローレンスのクラフトワークショップに参加しに、桂川新平さんの居城こと、名古屋のLa Campanellaに行ってまいりました。備忘がてら記すものなり。 ニコラス・ローレンスという…

復活ッ!カードカレッジライト復活ッ!

*[販促] 『Card College Light』再版 富山です。昨年秋に払底しておりました『Card College Light』ですが、ジョビーとのやり取りと契約の結果、第2版作成の許可が出ました&刷りました。当然のことながら、初版より少部数の製作ですが、ご興味のある方や先…

二川滋夫『こいわきじゅつ』

二川滋夫『こいわきじゅつ 二川滋夫全集』 こいわきじゅつ いつか作りたいと思っていた二川滋夫さんの作品集ですが先を越されました。ぐぬう。東京は江戸川の小岩奇術愛好会60周年記念企画で、これまで二川さんが36年間にわたり、同会の会報『こいわきじゅつ…

John Bannon『High Caliber』

アメリカのマジシャンにジョン・バノンというひとがおりまして、彼の著作としては以前『Dear Mr. Fantasy』の邦訳版が出たりしておりました。 kyouju.hateblo.jp その本以降に出していたレクチャーノート9冊分40トリックをまとめ、2013年にハードカバーとし…

Roberto Giobbi『Card College Lighter』日本語版

ロベルト・ジョビーのライト3部作の第2作、カード・カレッジ・ライターです。 スライトレスなカード・トリックが21と、マジック(カードに限らず)のプログラムをどのように構成すべきなのかを、実際の作品とその特性を例に挙げて解説しています。前作は3ト…

Roberto Giobbi『Card College Light』日本語版

<宣伝のため未来日付に。実際の掲載は2018年3月7日>ロベルト・ジョビーの『カード・カレッジ・ライト』の日本語版が出ます。「ええっ?本当かい?」マジです。T君に大体の作品見せられましたが、どれひとつとっても手がかり皆無感がすごい。震撼。私が。ジ…

Sébastien Calbry『manivelle』

セバスティアン・カルブリーのマニヴェルです。 ライジングカードは見た目にも面白いので好きなのですが、ギミックでやるタイプはデバノ式含め、大体、買う→家でやってみる→すごーい!おもしろーい!→手品箱にしまう という経路をたどっております。そんなあ…

たむたむ野放し会 in 東京

佐賀が生んだ獣、けもの?ふれんず?の、たむたむ(♂ コインとカードが得意なふれんず)が、飼い主的な役割の堀木氏に連れられ、その保護監督下にて東京で野放しにされるということを聞きつけた我々取材班は、東京都板橋某所にある会場へと潜入を果たした。…

サンライズ・レクチャー

2月25日、サンライズ(サンタ&茘枝)のレクチャーに行ってまいりました。以前おふたりのショーは拝見しており、テイスト違うふたりがいい感じに補完しあっていていいなーと思っていたのですが、レクチャーになったらキャラ変わるのかな、と思いきやまるで変…

Ryan Schlutz『Super Strong Super Simple』DVD

昔から好きなんですよね、ライアン・シュルツとシンプルで不思議なマジック。シュルツはめっちゃテクニックもうまいんですが、それをあまり表に出さず、クレバーなトリック作ったり他のDVDに提供したりしている人で。私には無理、という技法もまれに使うので…

ゆうきとも「オープニング・セレクション」

monthly Magic LessonのDVDには、毎回メインメニューに入る前に30秒くらいの手元のみ無言での演技映像があり、これがまたクイックかつビジュアルな現象が多くて好きだったのですが、基本的には本編で解説はありません。古今の他の人の作品だから解説できない…

おおきく振りかえって2017

今年は色々なレクチャーに参加はしたので、いつもなら色々備忘録を書くところなのですが、大半において時宜を逸しました。来年はもう少しちゃんと書きたいと思います。自分のために。◆1月 ・家でゆるゆると手品を見ていました。T君は年明け早々のスタバでド…

『strawberry』&『ASIS』

先日のマジックマーケット2017にて頒布されました、悪ふざけ同人誌『ASIS』の通販を開始しました。悪ふざけを見たい方、軽い気持ちのおふざけによる印刷費&ダンボールの塔を見て暗澹たる顔をしているきょうじゅに憐憫の情を抱いた方、字ばっかりの手品地獄…

カードマジック作品集『ASIS』

ツイッター上でもたびたび出る、新商品の説明文章を見ては「こうやるんじゃないかな」「いやこうだろう」のような議論。「いっそ、商品説明文だけを所与条件として、みんなで作品集作ったらいいんじゃないですかね」というような阿呆な発言をしたのが確か201…

園内五果『strawberry』

先日、春に一度お会いしたアマチュアマジシャンの園内さんが近くにこられたので、けもふれがーでんに行って「すごーい!」「おさけー!」などとやっておりまして(阿呆2名)。その場でデザートとして出されたのが本書、『strawberry』だったのです(流れでイ…