教授の戯言

手品のお話とかね。

ノゲイラの 正体見たり アルフォンソ

「これがボクの、最後のチャンスかもねー♪」(CV:中原茂)

こんばんは、きょうじゅです。

昨日「Great Magic in TOKYO」(注)、しかも私にしては珍しく、アルフォンソの演技を見ておりました。テクニカルなカードマジックが多いという思い出だったのですが、意外なまでに小物を使ったマジックをやっていて驚きました。なかでも紐と借りた指輪を使った手品はスタンディングあり座り物あり、観客の参加もありで、なかなかステキなルーティーンに組みあがっていました。大体3〜5分程度の長さだったと思います。そういえば割り箸だかなんかに指輪通すやつもやっていましたかね。温故知新ではないですが、やはりきちんとした番組のプロルーティーンだけあって、非常に勉強になりました。ちゃんとリングフライトで締めており、王道の演技と言えましょう。

どうでもいいですが、姉がテレビに映るアルフォンソを見て「あ、ほらほら、あの人!PRIDEの!ナントカ・ノゲイラ柔術マジシャンって!手品もちゃんとできるんだ!凄いね」…「柔術マジシャン」とか、「寝技の魔術師」とかそれっぽい称号は有名ですが。舞さん、ノゲイラとアルフォンソは違う人です。確かに似てますけど。


しっかしフィアソンといいアルフォンソといい、吹き替えキャスティングが絶妙すぎ。レナート・グリーンにはなぜか清川元夢(ナディアのガーゴイル)というチョイスもステキです。「今日は新しい…テクノロジーの実験を、したいと思います」バベルの光とか撃つのか!撃つんだな!ああああ!カードマジックなのにバルケニア島とか吹き飛ばすんだな!「世界を再び我らに跪かす、神の光だ」「世界を再び滅ぼす、悪魔の光だ」 燃え盛る島をバックにしたネモ船長、カットイン「つづく」。はっ、錯乱しておりました。マジシャン吹き替えって誰かまとめてたりするのかなあ…。手品オタで声優しらないと出来ないですものねえ…。しかもやったところでなんだという話ですな。ああ。 ちなみにNHKの某番組で、私の敬愛するクロティエ氏は竹村拓さんでしたね。アルジェントソーマのミスターXっぽくて。「お札は右か左か。んふふふふ、答えはーどちらでもないんだーァ。なくなっちゃった」「僕の靴下をめくってみてくれないか、ハハ」「キミのお札だ!ハイ、返すよー」
まあいいですよね、どうでも・・・。


注:10年位前にNHKで放送した手品番組。初日はスティーブ・フィアソン、二日目は件のアルフォンソが、渋谷だかの会場でマジックショーを行ったという番組。それぞれに参加した羽賀研二石井苗子が、吉村明宏渋谷系手品としてある意味一世を風靡した"マジッククリエイター"柳田氏と歓談しつつ手品を振り返る番組。私がマッスルパスを知った番組でもあります。