教授の戯言

手品のお話とかね。

これがホントのドロップイン

▼過日大阪出張があり、仕事後またミスターマジシャンに行く気満々だったのです。で、交渉が終わって「さていま私はどこにいるんだ」と花壇に腰掛け、PC広げて現在位置確認をしておりました(東京の人間…と言うか主に私は、大阪の地名知識はもとより、地理感が全く無いので、いわゆる専門用語で言うところの"迷子")。
調べながら「そういやフレンチドロップも大阪だったし、折角だから俺はこの赤のショップを選ぶぜ!」とお店の場所をみてみると、自分が今いる場所から数駅しか離れておらず、しかも自分は該当地下鉄路線の出入り口にいる、ということで急遽フレンチドロップに目標を変更。もし時間ができればミスターマジシャンにも行くかなと思って出発。

すぐ着いて、"グッズを扱っているのは2階です"という貼り紙を見、「ああ、1階がいわゆるマジックバーなんだなあ」と思いつつ2階へ。想像以上に広い。物品が少ない。そして誰もいないw 店員さんと思しき若い男性が3階から下りてきて、まあ初めてのマジックショップにありがちな、ぎこちない会話をしておりました。

私には、週刊スペルバウンド(フレンチドロップのメルマガ)にある、店員さんの技法・マジックを紹介する動画コーナーで、一つお気に入りのカードマジックがありました。ヨーキムの"Aces Intermezzo"のテーブル不要バージョンなのですが、ある時期から私の環境からはアクセスがうまくいかなくなってしまったので、「いつかメールでもして、動画を送って頂こうと思ってたんですよ」的なお話をしたところ、なんと言う偶然、たまたまその店員さんがその動画のご本人。
「コインやると感想とか頂けるんですが、あれについては反応ゼロでして…」とか仰っていたのがちょっと印象的。いやあ、私の中では面白い改案と思いましたし、ポイント高かったのになあ。…私の感性がずれているという可能性も捨てきれませんけどw 雑談したりコインマジックを見せて頂いたりしながら、なんだかんだ2時間半くらいお邪魔してしまいました。
ミステリーボックス2メキシカンレボリューション(持ってるんですが、知人が欲しがっていたので)、格安デック二組を買って帰り・・・いや、帰るつもりだったのですが、19時半頃新大阪へ向かう電車の中で上司から交渉結果の確認電話が入り、その中で「え、今から帰るの?泊まってくればいいのに」という旨を頂戴したので、結局シティホテルに泊まりまして、土曜日の昼現在、帰京途中でございます。
なお昨日の真夜中、カバンの中身を整理している最中、突然館内放送で火災発生とか言い出してちょっと焦りました。誤報だったみたいで何よりですが。


「BentTouchSlink by Daniel Garcia」
マジックDVDとしてどうなのかは見ていないので存じ上げませんが、やっぱりガルシアはデモムービーで私を笑わせる天才だと思いました。このむず痒さはちょっとたまりませんw クールガイを演じるには何かが色々足りません、多分。