教授の戯言

手品のお話とかね。

徒然記


▼先々週「ヱヴァ:破」3回目見に行きました。やはりぐっと来る。ラストのリツコさんの台詞「天と地と万物を紡ぎ(以下略)」は長い上に妙に詩的で笑える。

緒方さんと三石さんの叫びのシーンはぞわぞわっとなりました。声優さんって凄いなあ。なおカレカノの曲は最初見たときは2・3曲だと思ってたんですが、数えると5・6曲は使ってるんですね。カレカノサントラは昭和テイストばっちりな曲と、心情表現に適した甘やかな曲が実にいいバランスできわめてグーです。…それにひきかえ原作のあの中盤以降は(中略)、あまつさえラストが(後略)。

そして手元にはなぜかまだ一枚チケットがある不思議。週末にでもサマーウォーズ→ラストヱヴァ(5回目は無いはず。…多分)という貞本コンボとしゃれ込むか。



▼日曜手品日記さんの"手品好きの教授が殺される「四枚のカード」〜"に一瞬ドキッとしたw 

記事のコインボックス画像を見たあとでハンズに行ったのですが、そこの素材売り場で真鍮の円柱(柱、というほど長くはなく、コインボックスと同じくらいの高さ)を発見。そこでふと、普通のコインボックスの演技の途中で摩り替えて、観客に握ってもらったあとオムニデックの要領で最後は真鍮の塊になっている、という、明らかに誰でも思いつきそうな手順を妄想しました。円柱側面の下半分を多少削り、シルエット的にコインボックスっぽくなるように加工すればなお良し、でしょうか。誰かそれで素敵な手順を作って、原案:きょうじゅ とかクレジットをお願いしますw と、ここまで思いついた時点で気づきましたが、私コインボックス使った手順って人前で一度もやったことがありません。え、家にあるコインボックスですか?普通にカラーチャイニーズコイン入れになっていますね。なんか真鍮の臭いって嫌いでして…。



▼スパイダーフリーセルが私の時間を際限なく奪います。「こんなの不可能だって」とか思っていた中級もナントカいけるようにはなってきましたが、上級は解ける気配すら無いです。

上記をやりつつ見たケメコデラックス全12話が面白かった。各所で言われているように、ストーリーはどうでも良かったんですけど。面白かったというか強烈過ぎたので、あれで終わりなんて勿体無さ過ぎる。しかし監督水島さん+作曲・高木さんというコンビに、本当に弱い私。大魔法峠とかも大好き。OPもEDもいい意味でぶっ飛んでいるので未見の方は是非。OPもEDも微妙に知識を要求し、特にEDは某心理学者や某大国批判っぽいという、実にナイスでアレな出来です。
なお本編も歌も斎藤千和さんが凄かった。声優さんって(以下略)。しかし何ゆえケメコの打撃時の掛け声が「チャベス!」なんだろうか。原作には理由が語られてたり…しませんか、やはり(マシンとしてのケメコはミシマグループがベネズエラで開発していた、とかそういう"理屈が全く通ってない"感じの)。
白石さんは女性役でも実に素敵なお声なのですね。「ハヤテのごとく!」を見る前までは「ノエイン」での少年声演技が光ってたなあという印象しかなかったですが。
あとはもう、大好きな「下品な演技での川澄さん」ボイスが聞けたので満足です。清楚な声もダメ人間の声も出来るってのは、声優さんって(以下略)。

こいつは本当に忙しいのかよとか言われそうなのですが、平日で2時前に寝た日は7月に入ってから多分片手で足りるくらいなのですよ。…あれ、こういうことしてるから遅いのか?ベッドで寝転がりながら手品DVD見て、その途中で寝落ちが多い昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。週の4日深夜タクシーのお世話になるとかどうなってんでしょうか。



「Chicago Quadropener」マジシャン名 マーク・ジェイムス
右図を見るとJay Sankeyの奇術のように見えますが、違います。

「なぜかジェイ・サンキーは日本で嫌われています。サンキーは要らないという人が多いようです。」という文章といい、サンキーであることは根本さんご自身が忌避しようとしているのではなかろうかという邪推w しかしこれはちょっと面白そう。



▼8/1は朝4時頃起きてしまったので、とりあえず5時半頃ネットで「サマーウォーズ」を予約。2時間ほど寝てから東武練馬の初回へ。寝ちゃいそうだと危惧していましたが、面白くて眠くはならなかった。なお、マイカルの劇場はナントカシステムで劇場内の空気が清浄に保たれ〜といった内容の説明が冒頭にありましたが、隣のおにーさんがチーズソースをつけるスナックとか食べてるとまるで無意味ですなw なお右隣の女性が左側のホルダー、左隣のチーズスナックおにーさんが右側のホルダーを使っていて、私はドリンク置けなかったんですよ、もう。絶望した。どっちを使うのかマナー化していただきたい!そんなに映画観には行かないですけど。

仮想システムOZの暗号についてが今ひとつよく分からない。フィクションの世界にリアリティを求めてどうするんだという話ですが、暗号理論大好きとしてはここはかなり引っかかった。。健二くんがどういうプロセスでアレを解いているのかが全く理解できません。というか他情報がない中での数字の羅列は、いかに数学的センスやら暗号解読スキルなんやらがあろうともダメだろうと思うのですが。まあ主人公の特異なスキルによって問題(の一端)が起こり、それを解決するという筋立てのための要素に過ぎないので、別にどうでもいいのですが。

田舎の描写がとことんいいのはさておき、ヒロインの夏希ちゃんより栄ばあちゃんのほうがステキなのはちょっとまずいだろw というかネットでの"大婆ちゃん萌え"意見の大勢っぷりに噴いた。いや、確かに女傑という感じでいいお婆ちゃんでステキなのです。健二君は最初に登場したときに時かけの真琴かと思った。
あと玉川さんは本当に何をやっても合うなあ。上品な令嬢役も好きなのですが、本作のような近所のおばちゃんをやらせると本当に凄いw カズマはああ見えて女の子、と思ってみてたのに男の子とは。あれは女の子であった方がいいと思うのですがそこは素人の浅はかさなのでしょうか。
なお話的に時かけのほうが切なさ炸裂ですが、金曜ロードショーでやるとしたらサマーウォーズだろうなあ。エロ中年の台詞は家族で見てると微妙な空気になりそうですけれどw あとなんと言うか、色んな作品に言えますが、田舎に行ったのが主人公でなく、同じ部活の佐久間君だったらやばかったろうなあ。多分原発にばっちり落ちてましたね、衛星w

サクラ大戦(初代)以来久しぶりに花札を見た。当時は倉庫掃除とコイコイ大戦(花札ミニゲーム)は阿呆のようにやっていたはずなんですが、役の名前はともかくルールをまるで覚えていないことに驚愕。終演後うしろを歩いていた男子4人組のうちの1人が「三光と雨四光とか、役って重なるんだっけ」とか言ってて、帰宅して調べてみてもよくわからず。多分重ならないとは思うのですが…(五光作ったら四光と三光も成立、ということにはならんとは思うので。でも月見酒とか明らかに別のは追加できますよね)。

帰り道、もうあの頃には戻れないんだなあ、とか感慨にふけってみたのですが、よくよく考えると私の青春時代の夏の想い出というと、真っ先にPSの「ダブルキャスト」が浮かんだり「THE END OF EVANGELION」だったり「劇ナデ」だったりと、爽やかとは程遠いかなりダメダメな感じだったことを思い出す。そりゃあアレから10年も経っているのに、マイiPodでは「林檎もぎれビーム」直後に入ってる曲が「甘き死よ来たれ」とかだったりするという変わらなさですものね。仕方ありませんね。8月後半にまた行きたいと思います。お婆ちゃんを観に。



▼伊集院のラジオを聞きながら帰宅。マンションの入り口前でちょうど流れていたジングルがアムロの名台詞パロディの「ぶったね…二度もぶった!女王様にしかぶたれたことないのに!」というやつだったのです。珍しく感情を込めて復唱していたんです、声に出して。そういうときに限って、物陰から出てらっしゃいますな、同じマンションの住人が。もう声に出すのはやめよう、自宅以外では。