教授の戯言

手品のお話とかね。

帰ってきた菅原茂レクチャー 1/3

掲題イベントに参加。結論として今回も非常に面白かったので第3回の案内、また頂けたら嬉しいです(>森山さん)。あとみなさま…「クリスタルボックス」…すっGEEEEEEEEE…ハァーーー…。非常に打ちのめされたので、機会があったら是非菅原さんにクリスタルボックスの手順を見せて頂いてください。絶対欲しくなります!

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<余計な文章>実家から帰宅後、清澄白河を降りてひとまず蕎麦屋に入る。が、中々茹であがらず予定より10分ほど時間を食う(味は残念ながら並以下)。嫌な予感がする。芭蕉会館に向かうが迷う。いわゆる「地図の読めない私、話を聞かない私」。嫌な予感がする。会場の階段を上ると、スーツケースを持ったメガネガイが後光を背負っていた(ただの逆光という説もある)。「この顔にピンときたら」的感覚に襲われるが、とりあえず名乗り方など考えていなかったので、会釈だけして進むと張り紙が。「場所変更。(地図) 来ないと、死刑だから!(意訳) 主催者」 …嫌な予感というか、なんかこれはあれか、"マニアには近づけない"という私の中の「護身」がいよいよ完成を迎えようとしているのだろうか、とこれを書きながら思ったが、実際のその時は「迷子のあとでの場所変更とか、もうひどいやモリー」と、「あのメガネの人…やっぱりあの人だよなあ」としか思っていませんでした。入り口付近でThe Manを追い抜きつつ、声をかけるべきかどうか悩んでみたのですが、間違っていたら痛い。ていうかこの状況、放課後に憧れの先輩に声をかけようかかけまいか悩む女子っぽくてきもいな、やはり声をかける側が美少女であることは非常に重要な要素だなと思ったので敢えてスルー。昼出るときに拝見したツイなんとかには「菅原茂レクチャーなう」とか書いてなかった気がするし、別人の可能性も高いと判断。変更会場への道すがら、主催者とすれ違いざまに詫びと変更場所を口頭伝達される。2分後、見事にまごつく私とThe Man、そして参加者と思しき壮年男性、3人の姿が!(世界まる見え風) ここでもThe Manに声をかけるか悩んだのですが、敢えてスルー。ここは勇気云々ではなく、純粋にここで断定できても困るから。

会場に入り、席に座ったところでメモとペンを家に置いてきたことに気付く。とりあえず「よいこの君主論」についている書店の紙カバー裏と、知り合いの方から借りたペンで何とか準備できた。護身の頂、もう7合目くらいまで来ている気がする。しかしこの忘れ物三昧の有様では何しにきたんだか分からない。

後方の受付から「アイザワセンセイ」という音律を聞く。「ああ、やはり彼が…八反丸さんさえ自由に出来ちゃう、いわゆるゴッド…」と確信すると同時に、「まあ、敢えて全く関わらないでいても、それはそれで"手品イベントで相沢先生を延々とストーキングしてきました!"的で面白いかも」と思い始める。毎回この思考パターン。人としての正道より、話のネタとして面白いかどうかが判断基準になりがちである昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この中にはさらに、私を打ち倒し、ダメ手品ブログ界の覇権をとらんとしておられるという日曜手品師さんもいると思われたが、こちらはお互い顔を知らない。従って、この中で唯一面が割れている森山さんだけが、衆人環視で「きょうじゅさーん!ちょっとー!」などと、ハンドルネームを迂闊に叫ぶなどという羞恥プレイ奇襲さえしなければ、この勝負勝ったな、とほくそえんだり。そもそも「日曜手品日記」など、正道極まりない手品ブログであり、ダメ観点においてはまるで負ける気がしません。手品愛好者として、ひいては人として、などについてはハナからこちらが大敗北ゆえ、その辺には触れないでいただきたい!…おねがいします。
<きょうじゅの「相沢先生&日曜手品師さん かんさつにっき編」 了>



…あ、いけない、まだ菅原さんのレクチャーが始まってもいないのはなんでなんだぜ。