教授の戯言

手品のお話とかね。

サンドリヨンプレイ

▼普段は手品など話題にすらしない知人女性が、突然「あ、そうだ!トライアンフ現象っていうのを見せて」などと言い出す。…世も末であります。「この本を読み始めたんだけどね」ですと。そんな単語を書くとかどこのどいつだ。…。嫌な予感は即的中、はい、バッグから取り出されたのは「午前零時のサンドリヨン」でした。…と言うことはあれですか、かなり酔っている状態の私が(ほろ酔い以上泥酔未満)、ニフラムかけてもひかりのかなたにきえさらない状態の酉乃的華麗さであれをやらないといけないのか。難度高っ!「…じゃあ酉乃っぽく頑張ってみます」

ということでやってやりましたよ!「お前は酉だ、酉(乃)になるのだ!(タイガーマスク風)」的に。女子高生成分がまるで足りないのには目をつぶりやがれです。久々にお客さんの目をすっと見つめて、にっこりしながら指とか鳴らしたりしちゃったりなんかしてね(酒の力)。今の私は酉乃役であるからして、目の前の知人が飯倉さんで、突然手首を掴んだりしてこない限りは失敗は許されませぬ。ていうか失敗しなくて本当に良かった。カードコントロールをミスってないか、初歩的部分が不安だったんです、実は。

反省点は、酉乃がやったダローディスプレイ方式は個人的に好きではないので、そこが原作に沿えなかったことでしょうか。一応「酉乃がやったのはこういう形だけどね」と、上記の演技直後にシャッフルからサンドリヨン記述準拠でやってはみました。酔っているせいもありセレクテッドカードをそのままにして使ったのですが、「ま、また9Hだけ裏向き…!」という反応で、マルチプルエンディングのように見えた模様。思わぬ発見でした。なおこの知人は私がブログをやっていることすら知らない上、生で手品を見たのも数えるほどしかないそうな。

私自身、「トライアンフ」はダローディスプレイの手法を最初に覚えたのですが、演じるようになってしばらく経った頃、「ディスプレイから戻すところで、よくは分からないけどなんとなく操作してるように見える」と、手品をしない方数名から言われて以来久しくやっておりませんでした。ただ、ダロー本人のを見るとテンポ良くてかっこいいので、これはもうキャラとテクニックの問題な気もします。あと私、なんか取り上げるところが変なのか、毎回裏が4つに表2つと言う感じになります。…なぜだ・・・。

「きょうじゅさんってホントに手品やってたんだね」 …そりゃあ、"耳がでっかく"なったり"小指が短く"なったりする以外もたまにはやるのです。しかしアレです、こういう勢いでサンドリヨンが巷間に出回ると、そのうち「レナート・グリーンってどんな手品をやるのか、実際に見せてよ、さあ!私がFISM審査員役をやってあげるわ!」とか、「デュプリケートのエースをパームする手順を実演してほしいな♪(手首を掴む気満々)」などという悲劇が全国各地で起こる予感がするので、相沢先生には申し訳ないですけれど、やはり手品は日の当たる場所に出ない方が良いなあと思いました。



▼某日某所で、カップルに「アニバーサリーワルツ」をやったところ、場が凍るほど驚かれる。久々にやりましたけど凄いですね、「アニバーサリーワルツ」は(「こんなに凄かったっけ?」というくらい、反応にこっちが驚いた)。現象の衝撃度が私のおポンチ振りを補って余りある力強さ。すごいぞイーソン、ありがとうイーソン!今年のレクチャーノートにある彼自身の改案(接着DFを使う奴)、極めて素敵です。まじめにレパートリーにすべく頑張ろう。
ただ、「武装錬金」のカズキ的に言うならこれ。「俺が(アニバーサリーワルツで)みんなの幸せを祈るから、誰か俺の幸せを祈ってくれ…!」


「とある櫻花の画像生成」
誰かが作る前に先に作っておきますw




…文字だけのトップ画像を作ろうかなと思ってたのですが、今度題字に使おうかな。


事実だけれど失礼千万w

事実です!二段目は5文字が入らなかった…。

日本ではしょうがないらしい。

とひさんがツイってたので。