教授の戯言

手品のお話とかね。

「なのは1st」

まさか本当に行くとは思いませんでしたが行ってしまいました@新宿 w/友人。本「リリカルなのは劇場版」を以て、1ヵ月に3本アニメ映画を見る"行"は終わりました。この行を修めると何になれるのかは不明。いや、本当は9割方下書きが終わっていると思った、DVDレビューの方が保存されていなかったという、呆然とした流れで行ってしまったんですよ多分。場内は予想通り"大きなお友達"がメインでしたが、何人か小さな子がいて、明らかに見る映画を間違えてるだろとか思いました。「なのは」シリーズは絵的には子供向けの魔法少女っぽいのですが、魔法少女ものの皮をかぶった、「友達になったり己の意志を押し通すには、コブシの力が重要なんだぜ」って言う寓意を含んだ、漢らしい幼女の話ですので、多分R15くらいです。

端的に言うとこれまた面白かったです。ストーリー立てがきっちりしているので分かりやすく、戦闘シーンもえらいかっこよかった。基本的にはTVシリーズ1期とドラマCDをいい感じにミックスした感じでしたが、"友達"となるまでのあの一連の悶えたくなる感じは健在。しかしあらためてプレシアひどいよなあ。フェイトが素直に母親の期待に応えようとしているが故に、余計にフェイトが健気というか、プレシアはん、あんた鬼や、というか。昨今、「まじめに頑張っている人は、幸せになれとまでは言わないが、せめて普通でいさせて欲しい」(by伊集院)というのは何となく思います。

ロストロギアがどうとかジュエルシードが危険とか以前に、高町なのは本人を封印したほうがいいのではないかと思える劇場版パワーアップぶり。対フェイト戦、RHの射撃でビルのど真ん中に穴開けた後、上半分が消し飛ぶイキオイなんですよね。よく似た場面というとエヴァのTV5話。ラミエルの砲撃が遮蔽用ビルを貫通して初号機の胸部パーツ融解させてた、あんな感じのを。…9歳女児がw そしてバインドをかけてからの全力全開SLB。燃えるけど…フェイトちゃん死んじゃうぜw その昔どこかで、「魔力攻撃は物理攻撃とは違うから云々」というのをStS8話の例の残虐(ではないんだけど)シーン解説の流れで見た気がしますが、あんなビルを融解させちゃうやつは明らかに物理攻撃じゃないのかw まあとにかく9歳の頃で既にあれということは、StSの最後、19歳のなのはの砲撃はとても本気とは思えません。なんか本気を出したらミッドチルダ壊滅するくらいのポテンシャルが有るんじゃなかろうか。

敵味方、どちらも譲れない事情を抱えてロックしてしまう「A's」が一番好きなので、この1stが興行的にうまくいったら「A's」も映画にならないかなあと願う次第。サントラをぽちってしまったのは同行の知人がすべていけない。そう、私は無罪(推定)。

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帰宅後、以下を久々に見ましたが、確か劇場版はこんな感じだった気がしますw ガンダムの効果音が実によく合う。



なのはの戦闘シーンにガンダムのSEを入れてみた詰め合わせ。その1
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なのはの戦闘シーンにガンダムのSEを入れてみた詰め合わせ。その2
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リリカルなのはMAD】 魔導武闘伝Gなのは(なのは+Gガンダム
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魔法少女リリカルなのは 第7次宇宙戦争 mp4版
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