教授の戯言

手品のお話とかね。

浪費反省会・晩夏&一人三都物語

「ASUPARA NOTE」あすぱらさんがなんぞ出すのなら買わざるを得まい。 /「HANDY SOUND」「アッカンベー」 私「あっかんべーは品切れでしたよ…」 先生「こんなこともあろうかと、2つ注文しておいたよ!」 カッコ良すぎw /Mariano Goni「Innovative Card Magic」 謎ピークとドリブルの途中のカードを飛ばす奴が見たくて。ちなみに一個目のトリックからカメラがふらふら揺れておりすぐに酔った。 /「マギー・シルク」 これ、本当に正式名称マギーシルクなのかなあ。 /「Final Load Balls (Set of 3)」 なんとなく。握力鍛えようかと。 /「Talking Teeth」 意味なんて無いんだよう、こういう変なグッズあるとお客さんの警戒心が緩んでいいんだよう。 /「CupWow!」 まああれです、道具の力に頼りたい。しかし私が作るのならもっとコンパクトなカップにするけれども。ウエットティッシュボックスくらいないですか、この直径。 /「Nutty Nut」「Bashful Lock」 いずれもジョーク・パズル系ということで。

「Jinx」(頼まれ物) / 「Marlo Without Tears」(頼まれ物) / 「Don Alan」 好きなんですよ、ドン・アラン。客受けする手品とはこういうものです、的な。キャラ的に真似できませんけど、鑑賞するには問題無いです。 / 「Mega Wave by John Bannon」 バノン好きなので。例の"ギャフカードとDVDのセット"パターンかと思っていたらペーパーバックだったでござるの巻。気の迷いで「7つしか解説されてないし、全訳してみようかな」などと思いつくも、昨今他の事に、主に「会長はメイド様!」に心奪われ、びっくりするほど進まない。全訳作ったら原稿さしあげますから、「Mega Wave」冊子をどこかのショップで売ってくださいw バノン布教。まあ手品よりも美咲ちゃんのかわいさの方が遥かに重要なので、そのへんどうでもいいといえばいい。 / 「10 Exact Cuts - Henry Evans」 相変わらずギャフカード使わせると変態だな、エヴァンスは。物凄く鮮やかなマジックだと思う。あと彼って普段お調子者だけど、実は笑いながら人を殺せるタイプなんじゃないかと、見るたびに密かにドキドキしている。手品とは全く関係ないんですが。 / 「Comedy Comeback」 本当に昔から欲しかったのですが、円高の昨今ついに決断…っ!

「Net's」 物は試し。/ 「Mene Tekel Deck」 2セットあったら面白いんじゃないかと思って2セット買ってみましたが、具体的にどうやって面白くするのかはまだ考えていません。てへ。 / 「マジックテーブル」 サロンやる時の物置きに。しかし天板小さいな…。 / 「Five in One Flower」 ウォンドがシルクになるとか、非手品人が見ても、「ああ、そういう手品道具ね」という安心感を提供。 /「Mash Pack by Garrett Thomas」 いまだにBeeさんが「面白いよ」とか仰るとついつい食指が伸びてしまう残念な子。それが私。 / 「Alphabet Deck」(頼まれ物) / 「GIONデック」(頼まれ物) これは京都デックとの差が知りたいが、タネに直結しそうなので聞くに聞けないジレンマ。あと読み方はジオンかと一瞬思ったが、あのスペルはZEONなので、無駄にマ・クベカードと壷カードをフォースするというZEON DECKを開発する所存(大嘘)。 演者「ということでガルマカードが消えてしまうのです。何故だか分かりますか?」 観客「…坊やだからさ」

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▼関西出張にかこつけて普段行けないところに行く計画。
一日目:「ミスターマジシャン」「カードシャーク」。 仕事を早々に切り上げて梅田へ。「Toosh」 私も観客のおしりの下からカード出したかったので。/ 「スポンジバナナ」 どうにも弱い、この手のグッズ。/ 「TSUNAMI」 買い物終えて店を出ようとしたところから雑談が長引き、根本さんの「これはいいよー、騙されたと思って読んでみなさいよ」の甘い誘いについつい購入という、いつも通りのぐだぐだw なお本当は本を探しに行ったのですが、あのショップにある本のうち売り物はほんの一部で、あとは非売品だったという脱力オチ。オウシット。

先日お会いはしていたので予告通り「カードシャーク」きのぴーさんに会いに。バーの方って総じてボトムパームが綺麗なのには憧れる。ファンカードで遊んだりカードを投げて遊んだりする。他に二組来たので(2時間くらいいたので)お暇し、帰りにたこ焼きとチューハイを買ってホテルに戻るが、食べて飲んでシャワー浴びたら即寝。宿題であるバノン全訳、一行も進まず。



二日目:「マジカルアートクリエーション」と「World Magic Network」と「SHADE」
朝気がついたらチェックアウト20分前であり、慌てて支度して心斎橋から清水五条へ。大雨の影響で、色々な電車が大幅に遅れていたが、清水五条はほんの小雨で良かった。お店の方と雑談しつつ取り置きしておいて頂いたトロストの本以外にも色々購入し、一路神戸へ。
Nick Trost「Subtle Card Magic(邦版)」 / 「コメディサムタイルーティーン」 / 「あそびの冒険5」 / 「数学マジック」 /「10ドルシート」

神戸の駅から10分ほど歩いてWMNへ。おしゃれスポットの一画にある上に、木製のアイテムがたくさんディスプレイしてあって素敵。先に購入したトロスト本がもう一冊あったので、知人向けに購入。HPにはあったのだが、数量少なくなるとネットからは下げてしまうらしい。雑談中に偶然ハートリングの今では出回ってないビデオを発見してワクワクしながら即購入。ラッキーでした。パドルの面白いのを見せて頂いたがいかんせん6,800円は高かろうと思い、ちょっと悪いけれど買うにしてもネットで調べてからにしようと思ってお店を出る。(完全に同じのは見つからなかったが、現象および道具立てがほぼ同じ物を1,500円で見つけはしました) あと神戸ってオシャレなんですが横の三宮の方が都市としてはターミナルっぽいんですね。宿もそこに取る。
Nick Trost「Subtle Card Magic(邦版)」(頼まれ物) /「Little Green Lecture Video」 ■追記■マジックギアさんのブログにご紹介がありました。まさかあるとは思わずちょっと驚愕。

「SHADE」は凄かった。ヤマギシルイさんナカノマクレーンさんというプロお二人にご紹介いただいたものの、私はギャンブリングデモがあまり好きでないので「まあ折角の関西だし、行くだけいってみるかなー」程度だったのですが、これは行って良かった。YUKIさんは本当に凄いテクニシャンでした。適当に二人で喋って1時間位したところで入ってきたご家族4人連れ、これがまた極めていいお客さんで、場が盛り上がる盛り上がる。なんでも、お父様が先日ここで幻惑される→それを家族に吹聴→高校生の息子が「そんなことあるワケないわ、見破ったる」 ということでご夫婦と男の子二人(下は小学生かな?)でいらっしゃったそうで。まあそこからはカードのすり替えから始まってリンキングリング(これがまた私の理想とする"音がしない"演技で、実にいいもの見た)、ポーカーデモに3カードモンテと続き、そのどれもが極めて美しいものでした。あのタイプの3カードモンテってトリック自体は分かってるんですが、正直完全に幻惑されました。 おいちゃん「あ、JOKER端っこ曲がってるよ」 私「(うんうん、まだ他のカードに折り目つけられてないよねえ)」 YUKIさん「ああ、もうJOKERじゃないんですねえ」 ご家族「あっれ!なんで!?」 私「ちょw mjd!?」  だって、あの端っこ折れたやつ絶対JOKERだったって!折り目をつけて「目印になるな」とカモに思わせつつ、実は別のカードに…というアレに幻惑されたのは、バーノンの秘蔵映像以来2度目でした。しかも今回は生だったし…。人間鍛えるとああいうことが出来るんですねえ。普通のリフルシャッフルがごく自然にパーフェクトシャッフルになってるとか、「わあ、変態って本当にいたんだ!」(ラピュタ風)。先日行った別のバーで、女性がリフルシャッフルしながら「中々きちんと1枚ずつ混ざらないのよねー」とか言っていたので、「そんなのプロマジシャンでも無理ですって、ハハッ」とか言ってたんですけど、すみません、訂正します。ごく一部の人は出来るみたいですワーオ。こいつはビックリだな、仔猫ちゃん。店を出がてら、「(疑って)スンマセンでした!」とか一家四人で頭を下げたりしてて、もう関西のノリ大好きw 「普段の4倍くらいやっちゃいましたよ」とにこにこしながら語るYUKIさんは実にカッコ良かった。またお邪魔したい。眼福眼福。帰り道、月がとても綺麗だった。三宮駅前で人だかりと警察に後ろから押さえつけられている血まみれの男性を見るが見なかったことにし、銭湯→ホテル→アマガミで寝る。宿題であるバノン全訳、やはり一行も進まず。



三日目:「Sgt’PEPPER」
予告通りSEIYAさんを見に行く。極めてまっとうな手品を見せて頂いた。正直なところ今までESPカードを見て面白いと思ったことが一度も無かったのですが、彼のようなディスプレイであればちゃんと不思議に見えるんだなあと。もう一人に予め配置図を渡すことで、かなり劇的になるものなのですね。他に読心やフォーク曲げをやられていました。私もなんかこう、曲げてみたい。割とかっちりした演技だったので、いずれフランクな感じのものも見られたら良いなと思いました。で、やはり宿題であるバノン(略)。

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▼某とひさんが「暗黒手品の裏側、大体見せます、ポロリもあるよ」、ということでご自分のトリックについての解説の一部をダウンロード出来るようにしておられます。期間限定なのか、ずっと内容限定なのか等は存じませんがひとまずのご紹介(本人許諾済み)。個人的には「Billbound」「USD Matrix」、マニアの方向けには氏の代名詞でもある(と勝手に思っている)「Octrix」などがオススメでしょうかね。ただ、正直なところその辺で「Octrix」とかやる人が増えるとキモい気もしますがw しかしとひさんって、奇術に関して真摯だなあ。真似できない。私は全てに対して不真面目なので。
⇒とひぶろぐ(続)「本を書く+体験版を配布してみます。」