教授の戯言

手品のお話とかね。

さいきんの。

無駄に長いが内容は薄い。



▼部屋の片づけを軌道に乗せるべく、敢えて買い物は(殆ど)しておりません。10月頃に入手した「フランク・ガルシアのカードマジック」(高木重朗訳・30〜40年位前の)をちまちま読んでいます。知らない原理とか出てきて面白い。あと無駄にエピトムロケーション速度が増した。あんまり使ってませんけどw



▼観客Aが適当に1枚選んで、(その後たしか)デックに戻した後、対照的なカード(脇に置いてあったJOKERかも)をデックに表向きに加えて観客B(私) にデックを渡して切るようにいう。私はかなり念入りに普通のシャッフルをして演者に返すんだけれど、演者がデックをスプレッドしていくと1枚のカードが表向きJOKERに挟まれている。表向きにしてみると観客Aの選んだ9Sである。で、デック全体を表に返してスプレッドするとBannonの「play it straight」みたいに9Sを除くスペードが、散り散りではあるものの全部順番に並んでいる。これすごくないですか? これを中国人の10歳くらいの男の子が見せてくれるんだけど、隣にいた観客の女性と「挟まれてるのなんかどうでもいいんだよ、何で順番揃うの!?」とか一緒に驚愕した。演者が切ったのならともかく、切ったの私だし、珍しく相当念入りにやったんですよ。マジ不思議だ。デックスイッチしてるような様子もありませんでしたし。 12/2(木)、朝方の夢の話である。



▼Michael Moschen performs THE TRIANGLE  →凄いんだけどコレだけで見せるのは退屈かもしれない。



▼飯倉bot:「12月ね。あなたのくだらない趣味に、唯一需要が生まれる月よ」  飯倉bot:「あはは、"楽しい余興"が求められてるのに、"不思議に偏ったネタ"をやって場の雰囲気が沈んだ?手品本の前に場の空気読みなさいよ、このクズ」 飯倉bot:「口が臭いから黙って演技して」 飯倉bot:「で、いつ不思議なことが起こるの?これだけ他人を待たせるに値する現象なのかしら、それ」 飯倉bot:「あんた、観客にどういう反応してほしくて今の手品やったの? "ふーん"で終わりよ、そんなの」 などの飯倉botを考えることに脳を使っていた12月初旬。もう少し出たら久々に手品おねーさんショートでも書くか。



▼他人の手品遺品整理をしていて、所有することの意味というか、その辺をちょっと考えるようになりました。データで代替できるものは2重化しておけばまあ平気だし、ちょっと前に流行った「断捨離」じゃないですが、その辺を心掛けたい。昔本屋でまんが買うのにもためつすがめつして厳選していたのが嘘のようですよ。遺したい、というやや貴重なものは現物で持ってて、ちゃんと委譲先・管理手法を伝えていればいいと思うのだけれど、昨今の一般的出版物程度ならもう図書館で借りるかデータでいい気がする。CDやDVDは無駄に高いし…。といいつつ、梶浦のCDとかkalafinaBDは買ってるわけですがw いいんですよ、お布施だよ。見回せば1年以上触りもしていないものが何と多いことか。本も服もCDもDVDも手品道具も。極端に邪魔ではないけど、多分ほとんどが無くても大丈夫なのだろうなあ。禅僧の境地がチラ見え。膨大緻密なアニメ録画をしなくなって以降、物事の緻密性・コンプリートすることに関しての拘りが無くなってきた。これが大人になるということか。きれいな本を解体するのはまだ躊躇が大きいのですが、適当な紙物ならもう電子データでいいです。
拾い読み。生まれる遥か前の資料を手に取ると、あの当時留学などで駐米していた日本の奇術家というのは本当に稀有な存在だったのだなあとあらためて思う。具体的には 1972年発行の立体社「maniac Vol.1」の気賀さんの滞在記を読んでいたのですが、スキナーが"若手"だものなあ。人間歳もとるよ…。1960年くらいの奇術雑誌に「新しい奇術だから良いってもんじゃなくて、従来の奇術も凄いんですよ」的なことが書いてあり、歴史の繰り返しというか、半世紀を経てなお新ネタを追い求める(手品)人類の愚行未だ已まずw



▼趣味全般って、自分よりもマニアというか、先生になるような人が周りにいないとなんかしょんぼりする。学生時代は 先輩が先生だったし、今でも彼以外にも周りにそういう方はいるっちゃいるけれど 、あまり付き合い深い人でそういう人いないんですよね。本来受身なのでちょっとストレス。そういや八重洲のトリックスがなくなった、というか移転されるんだそうですね。神田とか秋葉原と聞いておりますが。しかし移転間際にエルムズレイとかの本を買っときたかった…(都合つかずセールに行けなかったのです)。正直なところ、私にとっての八重洲トリックスは、八重洲にいくついでに行ったりはしていたけど、あそこで買い物をした記憶があまりありません。まああそこに限らず、オフラインでのショップはあまり使っていませんでしたし(ここ数年は通販のほうが便利だったから)。ショップなのに実演できないネタが増えすぎたからかな。



「Just a cup」、誰か持ってないのかな。そしてレビューしてくれないかな。 



▼12日は後輩君とKalafinaのライブ@渋谷C.C. レモンホール。開始早々にwakanaさんが「ようこそJCBホールへ〜」とか言い出して場内から総突っ込みを受けていて和んだ。wakanaさんのスカートがデザイン的に去年の水樹奈々というか、かなりフロントが斜めにカットされた感じで、階段上から降りてくるときに見えてしまわないかとどきどき。なお場内には国内だけでなく海外からも何人かいらしてて、ファン層広いなあと思う。異国から来た方へ「どこからですかー」という質問があって、台湾とフランスというのははっきり聞こえたんですが、加えて私のちょっと後ろから「韓国ー」って声が。私にはちゃんと聞こえたんですが、ちょうどステージ前の台湾の方とタイミングがかぶってしまって、どうもステージ上には届いてなかったっぽくて。keikoさんが「それじゃあ、台湾・フランスの方たちもー」って言ったときに、なんだかピンポイントで外れてるような感じになっちゃって、せっかく宣言したのに、ちょっと後ろの韓国人男性はかわいそうだったなあ。
fantasiaは久々に聴いたけどやはりいい曲。hikaruさんのダンスが指先までぴっしーって決まるのが大好きなので、ずっと見ておりました。hikaruさんはグッズ紹介がおかしいw 「空の境界」テーマ7連発も良かったが、後半のハイテンポ曲は更に良かった。聴いてるだけのはずなのに体は動いていたらしく、終演後凄く疲れていましたw

01.adore 02.テトテトメトメ 03.闇の唄 MC 04.oblivious 05.君が光に変えて行く 06.傷跡 MC 07.ARIA 08.sprinter 09.fairytale 10.seventh heaven 11.red moon MC(メンバー紹介) 12.Magia 13.love come down 14.fantasia 15.音楽 16.また風が強くなった 17.Kyrie 18.progressive MC 19.光の旋律 20.輝く空の静寂には MC 21.Lacrimosa MC 22.Gloria



▼14日、手品サークルの忘年会。仲間内でオークションを久々にやったわけですが、「よし、邪魔なものを処分するぞ」と行ったにも拘らず、体積的には何か増えて帰ってきた不思議。ダローのレクチャーノートを買いましたが、縦書きの物って初めて見ました。あと二川さんが「バノンの奴、バノン本人に交渉してみましょうか?」とか仰り大変ありがたいですが、まだ和訳が完成してないw ほぼ出来てはいるので年末年始にブラッシュアップの所存。



▼会社のディナーパーティーにプロマジシャンが出て、ディライトと、ルービックキューブが揃う奴とサムチップを使ったお札の復活と、パズルのピースが最後の1ピースになる奴とフローティングテーブルと濡れティッシュを手で揉むと銀チラになる奴をやっていたが、20分で8万円と聞くとちょっと羨ましい。しかし大学の頃の先輩の話だと企業の忘年会でハトとかバシバシ出して一回20万円とかだったそうだし、やはりマネジメントというかそういうコネさえあればステージマジシャンはいいのかもしれませぬな。マニアックな来歴まで知ってるクロースアッパーより、アイポッピングなネタの出来るサロンガイが商売としては良さそうな。帰宅後新沼さんの「missing」を読んで、後半のあれに「ああ、これ私が好きな原理なのに」とか思ったけど、好きなだけで別に私が考えたわけでもないし、どうせ私を含めて大半の手品っ子は読んで終わりであるのでそのへんはどうでも良いとす。



▼18日、「からくりサーカス」を読み終わった。マジ泣き。今更だけど藤田先生むちゃくちゃ凄くないですか?勢いに乗って久々に田村由美7SEEDS」を買い足して読み直す。安居君が立派なクソヤロウになっていて驚く。嵐くんはなんかこんなゆるいキャラだっけかw これ何巻くらいでどんな完結するんだろう。楽しみ。



▼25日は手品自動人形・とひでるあるでひどさん(長門有希を不思議がらせることを存在意義として生を受けた手品人形。自立行動型で動力は酒)から、世田谷の豪邸に「Small Magician」のBeeさん共々ご招待頂き鍋パーティー。とりあえず料理スキルに関してはとひさんに勝てると確信しました。こちとら伊達に料理まんが読んでねーのさ(あんまり関係ない)。よく飲んでよく食べました。あとBeeさんが購入したての謎ギミックを持ってこられててみんなで試してみたり。面白かった。私はやれませんけどw 
「USDマトリックスの解説がよくわからなかったので、けちけちしないで教えやがれです」と家主に言ったら丁寧に解説頂けた。あそこのセットのバニッシュ、個人的にはもう少しいじりたい。いじりたいけれどいじらない、それが私のジャスティス。
21時過ぎ、とひさんが上着などを着込んでいたので私たちを送って下さるのかと思いきや「それもそうなんですが、このあと飲み屋で手品なので」と、駅近くで行きつけの飲み屋に消えて行かれた。病気元気だなあ。



▼26日は同じく後輩君と梶浦由記FCイベント@横浜Britz。正式名称は「第三回FictionJunction CLUBファンクラブイベント FJC会員が選ぶ”もう一度聴きたい BEST 20” 〜まだまだ3rd Aniversary、Live&トーク Special 〜」だそうです(長w)。 かなり真ん中に近く、いい席だった。今回の歌姫ズはkalafina(hikaru / keiko / wakana)・貝田先生・YUUKA・kaoriさんともう「やったぜ!」というラインナップ。事前に投票された、「ライブで聴いてみたい楽曲」のベスト20のうち、10〜1位までを演奏&トークという内容でした。いやもうどれもこれも良かった。


YUUKAさんのお声は久々だったけど、もうびっくりするくらいきれいだった。特に生・暁の車の出だしのバラード部分、ほうっ…となってしまいました。あとkeikoさん、顔ちっちゃいというか頭身高いというかすげーきれいで大変ですよ、もう。「MATERIALIZE」の時のkeikoさんが直立不動、マイクも動かずにやるバックコーラスがかっこよすぎ。

ちなみにこの2年「空の境界」は"そらのきょうかい"だと信じて疑っておりませんでしたが"からのきょうかい"なんですね…。12日のkalafinaライブのMC時に「あー噛んじゃってる」とか思ってたんですが、間違っていたのは私の方でした。恥ずかしい。シャナの「緋色(ひしょく)の空」以来の屈辱。普通"ひいろ"じゃろー?


[1位〜10位] 1) Madlax (Madlax+Margalet+we are one的なLive ver) (Madlax) 2) obsession (See-Saw曲のカヴァー / .hack//SIGN OP) 3) Pandora Hearts medley (Pandora Hearts) alone→bloody rabbit→contractor→everytime you kissed me 4) maybe tomorrow (Xenosaga III) 5) noir medley (noir) secret game→maze→canta per me→salva nos 6) 聖夜 (FictionJunction YUUKA アルバム Destinationより) 7) Materialize (舞-乙HiME) 8 ) Elenore (Madlax) 09) 暁の車 (FictionJunction YUUKA / 機動戦士ガンダムSEED 挿入歌) 10 ) vanity (梶浦由記ソロアルバム Fictionより)
[11位〜20位] (ランキング発表のみ) 11) nowere (FictionJunction YUUKA / Madlax 挿入歌) 12) the image theme of Xenosaga II (Xenosaga II) 13) 目覚め (舞-HiME) 14) zocdiacal sign (アクエリアンエイジ) 15) ツバサメドレー (ツバサ・クロニクル) 16) oblivious (Kalafina / 空の境界第一章ED) 17) 光の旋律 (Kalafina / ソ・ラ・ノ・ヲ・ト OP) 18) key of the twilight (.hack//SIGN) 19) in the land of twilight, under the moon (.hack//SIGN) 20) sprinter (Kalafina / 空の境界第5章ED) 

FCソングはスクリーン上に楽譜が映るのですが、読みながら歌える程度にはまだ楽譜は読めて良かった。そして買おうと思った貝田先生のミニソロアルバムはそっこーで売り切れており残念。


ガサラキ 西田先生 →キター!w 最近でも見直すガサラキ西田先生の演説。これを日曜朝9時半からやってたってのがもう今となっては信じがたい。そして何度見てもステキ。
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イスがあっという間に…! イス収納動画 →手品みたいだ。。。



▼「ザ・マジック」80冊をコンプリートする。電子化は裁断とチェック作業がめんどくさくてまだやっておりません。しかし意外に金はかかったなあ…。



▼買い換えたPCスピーカーが届く。でかい。とりあえずBASS性能が強まってるっぽいので150%くらいまで上げてヱヴァ破のサハクィエルのシーンを再生してみたら、お腹にずんずん響いて怯えるレベルであり、BASSレベルつまみを100%まで戻すチキンぶり。



▼28日火曜日はファフナーの映画に行く予定。主題曲「蒼穹」は名曲。RoLより泣けたら帰宅が危ぶまれるレベル。PVのあの戦闘が"ぬるい部類"って、劇場版本編どんななんだよ。もう主題曲も無駄にカッコ良過ぎるし、angelaファフナーとの相性の良さは異常。楽しみすぎる。
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