教授の戯言

手品のお話とかね。

Card Fictions日本語版出ました

Pit Hartlingの「Card Fictions」、11月に入って二川先生のマジックハウスにて販売が開始されていたことに気付く始末。ここを見て「ああ、なんか色んな人のヨイショコメント欲しかったなあ、と思ったけど、そもそも海外の書評に寄せられた各種賛辞を書いておけば良かったのか」と思いました。ちなみに中でも最大(?)の人物といえばやはりマジック界の至宝・タマリッツからのものですが、彼はそもそも賛辞ではなく、本文内に3pに亘る序文を寄せています。なおまめ知識ですが、原著の初版にはこのタマリッツの序文がありません。知り合いのマニアの方3人は3人とも初版をお持ちでした。マニア怖い。私?私は第3版でした。



訳者の手持ちと一緒に写してみました。やはりちゃんとした製本の本は美しくて良いですね。


左脇に置いてあるのは、見せびらかすためのPit Hartlingデック。



ちなみに本人の演技動画を2つ、最初のFinger Flickerと、最後のUnforgettableを挙げておきます。
後者は日本語版に収録した”演者が触らない”改案の方でした。ラッキー。タマリッツの主催するマジックの会"エスコリアル"に招かれた際の映像と思われますが(タマリッツ自身に紹介されています)、その会ならではの超強力なラストがw(オレンジジュースを飲まされた"観客"が、ハートリングに続いてカードを言い当てていく) 訳す前に見ていてワケが分からなかったのですが、ようやくどういうことか分かった気がしますw



◆一部の実演動画

Finger Flicker



Unforgettable:

                                                                      • -

なお訳者ないし私を直接ご存知の方は、仰って頂ければ訳者のTipsパンフを確実に付けた上(作ってるの彼ですし)で(ちょっとですが市販価格よりお安く)お売りできます。ご興味持たれたら是非。そして周りの方にも布教をお願いします。
 (m。_。)m ヒラニ オネガイ モウシアゲマス