教授の戯言

手品のお話とかね。

ドイツ旅行 3日日 8/21(水)

不肖!秋山優花里…ちゃんが大好きなきょうじゅの!ムンスター戦車博物館へ行こう!コーナー!(全1回)

大洗女子学園2年、秋山優花里…ちゃんが大好きな者です!(が、一番好きなのはさおりんです。) 本日はベルリンからムンスターの戦車博物館への行き方を記載してみますので、ドイツへご旅行の際、「黒森峰戦車見たい!生で!」と思われた方は是非行ってみてください。ちなみに、私の場合は寝台列車でベルリンに行く、というのが前提条件としてありましたのでそういうコースになっています。日本直行便空港のあるフランクフルトからでしたら、多分ハノーファー経由して行く方が早いはずです。大都市ですと、ハンブルクに泊まって翌日に行く、などが日程的に無理がなくて良いのではないでしょうか。

なお、以下のukaiyas様による「ドイツ・ムンスターのパンツァーミュージアム(Panzermuseum/戦車博物館)への行き方」 や、こちらのページなどの方が大変充実しております。私のようなにわかとはレベルが違います。前者をスマホにDLして参考にしておりました。ていうか後者は帰国後見ましたが、むしろ出国前に読んでおくべきだったと、大後悔時代です。まあ私、戦車についてはにわかもいいところですししょうがないですが。ここ、一応手品のブログらしいので…。

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01. ドイツの鉄道の旅はなにをおいてもまずはDBのチケットセンターです。このロゴを探して歩くことになります。

ある程度の大きさの駅には必ずあり、大体旅行者で混雑しています。無人のチケット販売機もあり、参考にした上記のPDFでは券売機でチケット買われていたのですが、そこはそれ!ドイツの鉄道事情がよくわかっていない私は確実に分かっている路線・駅以外使いたくない、ていうか怖いので!(いや、何度も使いはしましたが) DBのチケットセンターに行って、対面で販売してもらうのであります!(手抜き)



私「ぐーてんもーげん」 職員(おばちゃん)「ハロー」 私「わ、ワタクシ、ムンスターに行きたいのですが!」 職員「Mü…」 私「来ると思った!ミュンスター(Münster)じゃないです、ムンスター(Munster)です」 職員「え?どこそれ」 私「…えっ?」 職員「…えっ?」 <間> 私「こ、こういう綴りなんですけど(書き書き)」 職員「(カタカタ)おー、あったわ。結構遠いのね。ミュンスターよりは近いけど。何があるの?」 私「パンツァー・ムゼウムであります!」 職員「何でたまにドイツ語なのよ…」



メモ:ドイツにはミュンスター(Münster)という、ムンスター(Munster)より確実に有名な都市があります。ので、メモで綴りを見せるか、地図で「私が行きたいのはハノーファーハンブルクの間くらいであって、西のミュンスターじゃないです」、ということを示すと良いかもです。


ということでチケットゲット。ドイツ鉄道のいいところは、いつ何番線で乗り換えるというのが記載されるところですね。こんな感じで。

これを抱いていざゆかん、地図的によくわからない場所へ!ちなみにムンスターはここです。 http://goo.gl/maps/Q59Pa


02. ベルリン(Berlin)からハンブルク(Hamburg)に向かいます。


ICEという高速幹線鉄道があり、それで大体100分程度です。車内で4人がけ指定席に座りましたが、朝ということもあり、私含めて全員PC広げてました(おそらく他の方たちはビジネスマンと思われる)。ネットについてはWi-Fiで5ユーロ/day、みたいなやつを使っておりました。なおドイツの鉄道には改札がないのですが、私服・制服問わず(私は制服の方しか見てませんけど)、鉄道関係者がチケットチェックに来るので、無賃乗車は出来ません。いや、正直に言うと近距離鉄道だとやり放題な気もしますが、まあ長距離は確実にチェックが入ります。


03. ハンブルクからブッフホルツ(Buchholz)。サイバーフォーミュラにいましたよね。それはブーツホルツか。なおホームに12aとか12bという表記がありますが、同一ホームの前の方、後ろの方で別の行き先の電車が来るときに別れるようです。私は12bだったのですが、ホームを50mほど歩いて行ったら目的の電車がありました。

ハンブルクからは20分程度で、風景ものんびりモードに。車内で飴の包み紙をどこに捨てようか迷っていたら、少し離れたところにいた男性が、ジェスチャーで「窓際のテーブルの下」というサインをくれて、見てみたらゴミ入れでした。ダンケ、ドイツ紳士。ブッフホルツ(ノルドハイデ)この駅はひらけていて心地良かったです。周りもビジネスマン系はほぼおらず、日帰り旅行に来ました、的な中高年の方が多かったか。
http://goo.gl/maps/mjw5X




04. ブッフホルツからソルタウ(Soltau)。40分ほど、ほぼずっと両サイドが林、という感じのところを進みます。ソルタウ駅に到着、ここで30分ほど間が空いたので、荷物整理をしておりました。地下連絡通路の壁画中に、アニメ絵があってビビりました。しかも漢字書いてあるので中国なのか台湾なのかw
http://goo.gl/maps/7eeFh






05. ソルタウからムンスター。大体15分。ようやく最寄り駅に到着です。ベルリンからだとほぼ4時間。ハンブルクからだと2時間ちょい、という感じです。グーグル先生が鉄道での所要時間/距離を出してくれなかったので徒歩ルート(最短)ですが、…遠いですね!
http://goo.gl/maps/JsCrz



東京で暮らしておりますと、電車などというものは5分、最悪10分も待てば次が来るものなのですが、さすがにそこまでじゃんじゃん出てるのはベルリンとか大都市の近距離路線だけであることはなんとなく察していたので、駅のホームで取り敢えず時刻表確認。15時半を逃すと1時間後になっちゃうことを理解しました。


06. 駅を降りたところで売店に入り、ひとまずの腹ごしらえ。店のおばちゃんに戦車博物館の方向だけ聞いて間違ってないことを確認。あわせてコインロッカーがないかを聞いたのですが、なかったです。シクシク。



メモ:車で来られる皆さんはさておき、電車利用する方たちは、事前に通過するであろう大きめの駅で、コインロッカーを探して是非ご利用ください。さすがに15kgくらいの荷物を背負い続けると体力の消耗が激しいです。私の場合はそこが失敗でした。


駅からてくてく歩いて、歩いて、…暑い。…重い。人がいない。そして迷う(注:私は方向感覚に乏しい)。多少行き過ぎていたようでしたが、行った先の金網越しに戦車が見えたので、あ、あっちか、という感じで500mほどぐるっと戻ったところでようやく発見、パンツァー・ムゼウム。長かった…。迷わなかったとして、徒歩15分は確保していくべき。

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おおおお!戦車がいっぱいある!


「ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!」



IV号戦車とか


ヘッツァー(風じゃない、本物の方)とか

シャーマンとか、

黒森峰車輌、つまりドイツ戦車にいたっては本場ですし、ガルパンに出てくる車体も当然たくさんありまして(マウスは模型のみでしたが)無駄にワクワクしました。パンターとかスペックで見るより大きい気がします。ていうかこんな履帯で轢かれたら死ぬ。



手品っ子にはおなじみ、大きさ比較のためにデック(Bicycle・アルツハイマーデック)を持っていたので、いくつか砲弾や履帯に添えてみました。こんな砲弾で撃たれたら死ぬ。ていうか消し飛ぶ。



少佐の演説でおなじみ、アハトアハトってこれか。


ガルパンの戦車はモデルでもあるので滑らかで綺麗な印象でしたが、実際の戦車は鋼板も少しでこぼこしていてゴツイ感じでしたね。前面装甲とか、鉄板みたいな音が返ってくることを期待して叩いてみましたが(戦車はほぼ全部触り放題)、分厚い鉄って反響音がしないのね。そりゃそうなんですけれども。


なお大戦略やっていた頃からレオパルド2が好きで(航空兵力に蹂躙されるだけだった気もするけれど)、実車を初めて見て感激しました。レオパルド1もカッコイイんですね。


メルカバは生で見るとその威圧感がすごかったです。


あと、型番忘れましたが、戦車にも乗れます。雨ざらしなので、なかサビサビでしたけど。戦車内から見る空も乙なものでした。



2時間ほど延々写真撮ってた気がしますが、十分堪能し、出たところにあるお店Futterkisteへ。先の行き方にも紹介されていましたLeberkäse mit Bratkartoffelu Spiegeleiも頼んでみましたが美味しかったです。が、量は多いです!写真だとお肉のヤツ1つだったのに、2つあったんですよね。


さすがに全部は食いきれず、電車の時間もあるのでそうそうにムンスター駅へ。この時点で当初予定であったベルリンに即日戻るコースは疲れるのでやめよう、ということで、ハンブルク泊を決定(脳内会議)。

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一瞬逆方向の電車と迷いかけましたが、来た道を戻る感じで、ムンスター→ソルタウ→ブーフホルツ→ハンブルク。ドイツの大きめの駅にある、ツーリストインフォメーションに行って、宿を確保してもらう。「あと20ユーロで広い部屋に出来るけどいいのか?」とか聞かれるが、まあ1人ですし、別にいいですと丁重にお断りして、駅から徒歩5分というHotel Alte Wacheに。駅を出て、このへん無駄にたむろしてる黒人とかが多くて、移民の多い街なのかな―とか思ったりしました。ホテルは1人で使うには広い(海外は毎回そう)部屋でしたね。荷物を置いて恒例のホテル近辺散策。やはり微妙に治安悪そうな感じではありました。ぐるっとひと回りして、駅近くのパブ(?)でカリーブルストにビール3杯空け、ほろ酔い気分で戻って、翌日のプランを少しだけ練って、あとはもう泥のように寝ました。