教授の戯言

手品のお話とかね。

極大射程

研修が昼過ぎで終わり、そのまま某映画館で「ザ・シューター -極大射程-」 を見てきました。午後半休万歳〜。ネタばれが嫌いな人は以下を読まないで下さい。たいしたネタも無いのですがw  ちなみに本筋とは全く関係無く、私の心に響いた本作中の名言は「わ、私は上院議員だぞ!」でした。エジプトに続きアメリカの上院議員もこの台詞を口にするものなのかw 上院議員万歳。まあそれはさておき、「面白い部分も大迫力シーンもあって詰まらなくは無いが、もう少し娯楽性も追求して欲しかったな」、というのが感想でした。ともあれ、私は「合衆国vs孤高の狙撃手」というキャッチコピー一発に負けました。このコピー作った方とは気が合うかも。ゴルゴのみたいに、本当に合衆国の軍隊と戦うのかと思ったらそうではなかったのがちょっと拍子抜けでしたけど。

話の筋は上記HPにも書いてあるのですが、大統領暗殺未遂の濡れ衣を着せられた凄腕狙撃手スワガー軍曹が、自分を卑劣なワナに陥れてくれた奴等と戦う話です。で、狙撃とサスペンスの絡みが、と思ったのですがどちらもちょっと中途半端というか。びしびし撃たれたり、軍曹お手製のパイプ爆弾・ナパーム弾などでそのへんの人たちは十把一絡げに死ぬんですが、この映画の前にやっていた「ダイ・ハード4.0」の予告編の方が頭悪そうで面白そう(誉め言葉)だったといいますか。

もういっそ小難しい過去の話とかは抜きにして、非番のマクレガー刑事(ブルース・ウィリス CV:野沢那智)がトンでもねえ陰謀に巻き込まれ「チクショウ、なんだってんだあいつら!この俺の平和な休暇と美味いミートパイを台無しにしやがって!うあーぁ、もーうゆるさねえ!あいつら全員、ぶっ殺してやる!」となり、たまたま今回マクレガーと一緒に巻き込まれるのが凄腕狙撃手スワガー軍曹、という筋のバカ映画のほうが、私にとっては面白かったのではないかと思います。本作、笑えるシーンがゼロなのはちょいと辛い。

しかし「彼女(嫁)、自分で服作れる器用さがあるんだ」という、冒頭に戦友から語られる彼の嫁さんの特技が、まさか中盤普通に活きてくるとは思わなかった。ちなみに"戦場で家族の話をすると死ぬ"、という例のフラグはばっちり立ってました。期待を裏切らない死に方です。

更にどうでもいいことですが、この戦友の嫁さん(本作のヒロイン?)の色気が凄すぎです。なんですかあのナイスバディ。横にエロ顔ウィリスでもいないとなんか落ち着かないですよ!
「おいおい、そのスゲエ魅力的な武器をにょっきり出すんじゃねえよ。少しだけ見える程度にしまっといてくれ」「ちょ!あなた、こんなときにどこ見てんのよ!もう!」「たはー、怒った顔も大迫力。よそ見してうっかり事故っちまいそうだ、アハ〜ハァ〜!!(CV:野沢那智)」的な。まあそんなわけでまた「山猫は眠らない」、でも見返そうかなと思いました。それよりも買ってから2時間しか触っていないオーディンスフィアをナントカせねば…。