教授の戯言

手品のお話とかね。

2015-01-01から1年間の記事一覧

おおきく振りかえって2015

◆1月 元日からツツカナVS森下九段を見ながら寝落ち。 大塚周夫さんが亡くなる。私のイメージはやはり海原雄山だったなあ。 前年から『おへんろ!』にハマる。飯テロ感が半端ない。DVDも買ったりする。 Origaさんが亡くなってちょっとショックというか、彼女…

佐藤大輔・著 佐藤喜義作品集『Amazing Sally』, Vol.2

昨今、"人生の大切な全ての事が詰まってる"でお馴染み、某『少女s&戦車ー』の映画を頻繁に見に行く現実逃避をしており、「立川でないと満足できない」体になりつつあります。ジャンキーです。さておき。佐藤喜義さんの作品集『Amazing Sally』のVol. 2が出…

まだまだ変わるよ!

Christian Engblom 「Pieces」

初めて見たのが2年前、Fat Brothersの来日レクチャーの東京会場でした。あの日、もちろんダニやミゲルのも相変わらず凄かったのですが、ダニのは3年前のレクチャー以降、DVDなどで軒並チェック済みであったため、「不思議」というよりも「なるほどやっぱりう…

例のトライアンフ

紀良京佑「SYSTEM」

その昔、二川さんに見せてもらった手品があって、「どういう原理なんですか」的な質問をしたところ、「紀良さんのシステムでして」というお返事をもらい、「世の中色々な賢い原理があるんだなあ」と思ったのが10年くらい前だった気がします。そのときは「未…

システムの世界

Gregory Wilson レクチャー2015

先日都内某所で行われました、Gregory Wilsonのレクチャーに参加してまいりました。7年前と実はやってることが被ってる箇所が多いのですが(ブログを読みなおして知る)、いい感じに引っかかりまくりましたので備忘録がてら。 - 1.Chip on Shoulder 観客の肩…

グレッグ再来襲

マジックマーケット2015

昨年始まったマジック関連物即売会&講演会であるマジックマーケットですが、今年も開催されるそうです。詳細情報は主催のトザキマジックスクール学長のページをご覧頂ければと思いますが、8/29(土)の12時から、東京の蔵前あたりです。野島さんの断髪式が行…

夏の戦場 番外編

C88『ガルパンで学ぶ英語』

T君は手品の訳本出すのが趣味かと思っていたのですが、「ハハッ、なにをバカな。あれは精神修養のためです。正直、手品以外の趣味の方がメインですよ」などと言う始末。昨今、(ハートリングの本の直しとかほっぽって)同人誌作ってたということで聞いてみる…

(偏った)英語学習に最適

John Guastaferro『Three of a Kind』

先週25日の『ONE DEGREE』に続き、30日には『Ready Set GuastaferrO』 『Discoveries and Deceptions』、『Seven Wonders』の日本語完訳合本『Three of a Kind』がついに出来たそうです。Tくんは最早、「週刊ガスタフェロー」祭りだぞいや!(創刊第2号の本…

ガスタフェロー祭り

タナカヒロキ カードマジックレクチャー

昨今精力的に活動されているタナカヒロキさんが、大阪や静岡で行ってきたレクチャーを東京でも開催してくださるとあって私歓喜。詳細はこのブログ記事で読んで頂くとして、駒込でやるそうですので、東京近郊でご興味ある方はいかがでしょうか。某ギミック厨…

日本語版 John Guastaferro『ONE DEGREE』

評判が良かったから原書買ったような気がしていたジョン・ガスタフェローのハード・カバー本『ONE DEGREE』ですが(読破したとは言ってない)、買った理由は以前二川さんに、その中で解説されている"Solo"を見せられて「う、うぇっ?」と変な声出たからだっ…

ちょっとだけ工夫しよう

トライアングルホール

ディーンズ・ボックス、という、先ごろ亡くなったディーン・ディルの代表作(何故か主に日本でバカウケ。ディル本人が困惑するくらい)があるわけですが、ちゃんとしたものは大きくて重くてあとちょっとお値段もするわけです。それでいて、みんなが注目する…

絡んだり解けたり

日本語版「ONE DEGREE」&「Three of a Kind」予告

みんな大好き……かは知らないですが、私は大好き、世界でも人気のアメリカのマジシャン、ジョン・ガスタフェローの2015年5月現在最新のレクチャー・ノート3冊『Ready, Set, GuastaferrO!』(2012)『Discoveries and Deceptions』(2013)『Seven Wonders』(2014)…

T.U.R.N.

Jason Palterの"T.U.R.N."です。ダイヤルロック式の鍵開け現象。演者は観客を1人ステージに上げ、このダイヤルロックの機構を説明したあと、ある4桁のキーとなる数字を見えないところでセットします。観客に2・3入れて引っ張らせますが当然錠は開きません。…

その錠を開くのは、観客

Pandora's Lock

演者は名刺大の重厚な錠前を見せます。ある鍵でちゃんと開くことを示したあと、他の4本の鍵と混ぜてしまい、4人の観客にそれぞれ1本ずつ鍵を取らせて開くかどうか試してもらいますが開きません。最後に残った鍵を演者が使うと錠が開きます。 ギミック錠と、…

00:00

00:00を買いまして。予言の紙を置いておく。懐中時計を取り出し、竜頭を回して時針もくるくる回るよ、ということを示した後、蓋を閉めて観客にも竜頭を思うさま回してもらう。いま何時になっているのかは誰にも分からないことを確認した後で蓋を開けると10:2…

クロノワールド

Ramón Riobóo(訳 岡田浩之)『Thinking the Impossible』日本語版

「緑の蔵書票」で紹介されて以降、「超・読んでみたい、でも英語で読むの超・めんどくさい」などと思っていたラモン・リオボーの『Thinking the Impossible』(通称『りおちゃん本』)が、日本語への完訳の上、遂に発売と相成ったそうで、めでたくて震撼。つ…

「ラモン!なにかひとつ見せてやれよ!」

CARD FICTIONSの電子版

2014年の「大きく振り返って」の作成途中テキストを実家に置いてきてしまい、年末結局更新出来ていないので、そのうちこっそり差しこむと思います。自分の備忘録なので別に義務感はないのですが。今年もよろしくお願いします。来年から本気出します。…再来年…

電子の世界