
2024年に出た、ジョン・ガスタフェローの最新メジャー作品集『The Nth Degree』の日本語完訳版です。彼のメジャー作品集『One Degree』の正統続編であります。思い返すと2015年、ちょうど10年前に私、東京堂出版様から、ガスタフェローの『One Degree』の邦訳版を出させていただいたのです(『One Degree ジョン・ガスタフェロー カードマジック』)。うまくいけば2024年中に出せたのですが、諸々が立て込み、今年までずれ込んでしまいました。
本書は、前著の出版以降、世界中からの様々なフィードバックを受け、実演に基づくブラッシュアップや吟味を重ね、『その結果が本の形に結実したもの』です。もちろん著者独自の工夫も冴え渡っていますし、そのセンスの良さは絶品です。ただ、個人的に注目したいのは、やはり著者を含めた多くの人たちがガスタフェロー作品を実演していること、そしてそれに加え、彼の提唱する『ワン・ディグリー』ーーすなわち、ちょっとした労力ですぐに実行できる程度の改善(お客様を名前で呼ぶとか、見やすいようにきちんと動きを止める、等)を施し続けた結果、磨かれてきた手順である、というところです。作品はいずれも無理がなく、そしてなにより観客も演者も楽しそうというのが見てとれます。原稿のチェックも同じかもと思いましたが、ひとりで全部やることの尊さは認めつつも、やはり複数人の目(手)が入ったほうが完成度が上がる気がするのです(※個人の感想です)。本書はガスタフェローの著作ではありますが、その作品の背後には世界中の多くのマジシャンやマジック・ファンの方たちの気付きや工夫があることが明言されていて、そこも個人的にはアツいポイントだと思っています。私も他人の作品にちょっとだけ(ワン・ディグリー)手を入れて、見違えるようなものにして、「いや?たいしたことはしていないが?」とか言いたいものです(妄言)。
上述の通り、作品自体が練られているな、というのに加え、本書の作品は大半がお客様とのやり取りが盛り上がる、あるいは楽しめる構成になっています。ガスタフェロー自身がいわば『陽の手品者(てじなもん)』という感じなのですが、やはりそういう人が演じるのはこういうのだよな、という印象を受けました。ものすっごいテクニカルな技でレイマンを圧倒したい、マジシャンを引っ掛けたい、みたいな人には向いていないとは思いますが、不思議でありつつも楽しい、主体的なエンタメマジックをお求めの諸兄諸姉には最適であろうと思います。バノンも同様ですが、テクニック的には中級レベルあれば、ある程度の余裕をもって実演できそうな難易度のものが揃っていると思います。
コラムについてもマジックに限らず、社会生活を営む、あるいは何がしかの挑戦をするにあたってたしかに大切なことだよな、と思わせるポジティブなものが多く、根がネガティブな私としては、もっと若いとき、ハタチくらいのときに読んでおきたかったなと感じました。いま読むと眩しくてですね……。
26トリック、6エッセイ。A5箔押し上製本、マットp.p.ダストジャケットつき、228p。原著よりちょっとずっしり重くなって登場。

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訳者による独断と偏見ひとこと感想のコーナー!(長いので読まずに買っていただいて大丈夫です):
Chapter 1 想像してみよう
1. Invisible Opener
ごっこ遊びで想像しただけのポーカー・チップ、デック、輪ゴムが、どこからともなく現れます。
→ガスタフェローの定番オープナー。国内外でやっている人を見ますね。
2. Perception Plus
マジシャンは5枚のブランク・カードを取り出します。1枚目のカードに魔法のように『Jacks』の文字が現れると、他の4枚のカードが4枚のJに変わります。メッセージ・カードの文字が今度は『Aces』になり、他の4枚はAに変わります。最後には全部ブランク・カードに戻り、すべては私たちの想像の産物であったことが分かるのです。
→アンビグラムがいい味を出しています。…ネタバレじゃないよね…?日本語アンビグラムなんかを作れたらより良いのですが。
3. Blank Slate
デックが取り出されますが、見たところすべて真っ白です。1 枚のジョーカーが印刷され、別のカードが印刷され、さらにはデック全体が印刷された状態になります。
→ワイルド・カード現象。いや、ブランク・デックからのギュラー・デックへの変化か?基にした、自身の作品“Truth In Advertising”や“Virus”もですが、これだけの現象を見せながらも、使うギャフが2枚だけなこと、演技終了時には完全手渡し可能になっているところが好きです。あとコツも色々教えてくれるんですけど、ガスタフェロー、逆ファンが上手すぎじゃないですかね。私も新品のだといい感じに行けるのですが、多少使ったやつだとガタガタになってしまいます……。
Chapter 2 エースの導入
4. Freestyle Aces
2人の参加者がデックをシャッフルし、4 つのパケットにカットし、そして4 枚のA を取り出します。
→これすき。マニアの会で演じまして、「まあマニア相手だし、『なるほどね』みたいな反応だろうな」と思っていたのですが、めっちゃ驚かれて逆にこっちがびっくりでした。2人で混ぜるところが実に巧妙です。いや、私の演じ方が上手かったからってことにしておいたほうがいいのかな…?ここで使われているフリースタイル・シャッフルは、観客に参加して混ぜてもらうものなのですが、特定の箇所(かたまり)を残せるので、マジシャンの使い勝手のみならず、観客に自分で混ぜた感じを抱いてもらうにも大変有用だと思います(事実、混ぜてはいますので)。
5. Self-Checkout
参加者がデックを4 つの山に分けると、そこから4 枚のA が現れます。マジシャンはカードに触れもしません。
→上記の、観客が1人だけの(あるいは対象1人だけにフォーカスしたい)とき版。
6. Royal Transpo
赤と黒の2 枚のポーカー・チップを使って、赤と黒のA を見つけます。Aは位置が入れ替わり、それからロイヤルフラッシュに変わります。
→ガスタフェローはちょいちょいカジノのレプリカ・チップを使うのですが、本作もいい感じに演技に華を添えてくれますね。コインよりも印象が深くなる気がします。
7. Tipping Point
マジシャンは1 本の指だけで4 枚のA をデックの中央から突き出してみせます。
→めっちゃ好き。ヴァーノンのギンズバーグ・ポークとか20年ぶりくらいに見た気がしますが、手の中でできてセットも簡単、見栄えもするというごきげんな4Aプロダクションです。
Chapter 3 目を引くもの
8. Stranger Sandwich
サインしてもらったカードが見えなくなり、そのあと2 枚のジョーカーのあいだに鮮やかに実体化します。どんでん返しとして、サインされたカードのバック面が変化します!
→この、2枚をVの字に開いた空間部分に突如カードが1枚実体化するのは、鏡に映した自分の手元でも不思議です。章題通り、たいへん目を引きます。カッコいい。ていうか「あれ、いま自分、瞬きしてて見逃したか?」くらいの出現っぷりです。
9. Double Vision
2 枚のカードが入れ替わったあと、デックに不気味な現象が起こります。デックの縁を3 回撫でると、デックがゆっくりと消えていきます。まず中部分がまるごと消え、次にボトム・カードが、そしてトップ・カードが。デックは完全に消えてしまいます。マジシャンはうしろのポケットからデックを取り出してきます。
→本書の中で一番実演が見たいやつです。側面から見たデックの真中部分が消え、下が消え、最後に全部消えるというかなり奇妙な現象。本作で一番トリッキーというか角度厳しめですが、一度は見てみたい。
10. Bermuda
選ばれた3 枚のカードが、真ん中に三角形の空きスペースができるようにテーブルに置かれます。三角形を覆って動かすと、不思議な渦巻きが現れます。3 枚のカードをひっくり返すと図柄が真っ白になっています!
→物が消える手品が大好きなのですが、3人の選んだカードが完全に消失する本作はとてもいい。基本的には消える手順なので、再出現はご自由にな感じの記載ですが、個人的には再出現自体、なくてもいいのではないかという気がします。
11. GPS
バック面の色が異なる『コンパス』・カードを使って、サイン入りの選ばれたカードを見つけ出します。その目標物は誰も想像できないほど近くにあるのです。
→こういうミステリー・カードものが好きで(好きなもの多すぎ問題)、いや、でもほら、最初からずっと置いてあったカードが、最後に観客のカードであることが明かされるやつ、お好きでしょう?ていうか、嫌いな人なんかいません(断言)。
Chapter 4 四之譜
12. The Other Mates
参加者が自由に1 枚のカードをポケットに入れます。まず、マジシャンがそのカードを言い当てます。次に、参加者がフォー・オブ・ア・カインドの残りの3 枚を見つけ出します。
→選ばせ方の妙と、残りをググって……という体で、スペリング手法を使って当てるというふんわり手順。スペリング、と言っても別に英単語を綴れという話ではなく、訳注でも付けていますが、日本語でできるものです。ほとんどの時間、演者はデックに触りもしません。ガスタフェローは本作でも、『観客にやってもらう』というか、演者が手を触れないでどこまでできるかみたいなチャレンジをしていてそのへんが面白いです。
13. Assembly Line
4 人の観客がそれぞれデックの4 分の1 ずつを持ち、それぞれの真ん中にJを埋めてしまいます。しかし4 枚のJ はすべて1 つのパケットの上に集合するのです。
→これはステージでも演じられる、サロン以上で見栄えがする大変いいトリックです(観客を4人も舞台に上げますし)。ガスタフェローが本作を執筆中、テレビ番組でプロマジシャンがこれを演じていて「なんというグッド・タイミング」みたいなエピソードが書いてあって、そこも好き。これは元手順が2012の『Ready, Set, GuastaferrO!』(日本語版では当該ノートも収録されている『Three of a Kind』があります!ダイレクト・マーケティング)にも収録されているもので、本作ではディスプレイの説得力を強める工夫等が施されています。
14. Hide & Seek
J とA がかくれんぼ(hide and seek)をします。A を脇に置いて10 数えるあいだに、数人の参加者が、J が隠れるのを手伝います。A が探し始めると、不思議なことに4 枚のJ に変わります。そしてA はというとJ が隠れていた場所にいるのです。
→かくれんぼの体で、演者が示したカードを観客に隠してもらうように巻き込んだ、リセット的というか、ポケットインターチェンジ手順です。本作にも顕著ですが、私なんかはどうしても一人の手遊びでやるからか、自分の手の中でできるような演じ方に行ってしまうのですが、ガスタフェローの場合はこういうのもお客さんとのやり取りに仕立てるところがやはりいいセンスだなと思いますね。
手品と全然関係ないですが、どうしてもこの語を見るとARBの名曲“Hide and Seek”が脳内で流れてしまいますね。いや、私の脳内はトリプルH版なんですけど。どれも名曲だった。
15. Tailspin Twist
4 枚のJ が1 枚ずつひっくり返ったあと、すべてが裏になってしまい、真っ白に変わり、さらには4 枚のA へと変化します。
→現象記載通り、ゴージャスな手順です。個人的に、このチェンジのシークエンスもいいんですが、最後卓上にパケットをオープンにパタンと倒して置くところで、特定のカードだけが隠せるという地味なTIPSにぐっと来ました。自分でやっていて不思議。
Chapter 5 デックを手渡して
16. Changemaker
参加者がカードを1 枚憶えてデックをシャッフルしたあと、マジシャンはカードを1 枚だけ手の下に置きます。ワン・ツー・スリー、驚愕の瞬間!マジシャンはカードを言い当て、続いてカードが消失し、そして参加者の手の中から再び出現するのです。
→最終的に観客の手に持っていた無関係なはずのカードが選ばれたカード、っていうのはやはり盛り上がります。観客数人に混ぜさせたものを、特定の(だいたいの)位置にコントロールする本作の使用技法は汎用性が高そう。
17. Hybrid Triumph
カードが1 枚選ばれ、デックの中に戻されたあと、数人の観客に手伝ってもらってカードを表向きと裏向きでシャッフルします。そしていかなるスライト・オブ・ハンドも使わずに、カードの向きが揃います。選ばれたカード1 枚を除いて。
→ガスタフェローはこういう肝心な技法部分を観客にやらせたり、逆ファンのときの見え方の活用方法とか、いちいち巧いなと思います。彼の他のレクチャー・ノートや著作にあるトライアンフ系のトリックはどれもめっちゃ受けます。なおわたくし、これのディスプレイの部分がどうにもぎこちなくなってしまうので要練習。
18. Biddleless Redux
参加者が5 枚の中から1 枚を思い浮かべるだけで、そのカードは消え、デックの中央にひっくり返った状態で現れます。
→『One Degree』に収録の“Biddleless”自体、著者お気に入りのいいトリックで、本作はそれほど変更はないのですが、「1枚選んでください」から「1枚思ってください」になっていて、観客からの見た目としてはコントロールのしようがないんじゃないか感がより強められています。
19. Reign of Tearer
観客たちがそれぞれ3 枚のカードを持った状態で始まります。彼らはカードを破き、配り、混ぜ、取り除き、最終的に1 片を残します。それぞれが異なった選択をしましたが、そうして手元に残った1 片が、最初に脇に置いていた1 片と完全に一致するのです。どんでん返しとして、これまでに取り除かれていた紙片さえも、それぞれ一致するペアになっています。
→ウッディ・アラゴンの“How To Find Your Other Half”のバリエーション。カードをみんなでビリビリ破ります。これも少人数の会なんかで実際にカードを手渡してやらせることが出来て良いと思います。
現象そのものの不思議さは減じていないのですが、フリー・チョイスの行動の結果によっては、どんでん返しとすべき現象が事前に分かってしまうことがあり、そこはまああんまり重要ではないのではないかもなのですが、個人的には最後まで隠したいところでした。隠せる方法が浮かばないのですが。
ディール・フリップ・ドロップという、技法というか手続きがあり、これを使うと特定の紙片の位置を保てるのですが、実演しておきながら二川さんに説明してもらうまで、なぜそうなるのか理解できておりませんでした笑
Chapter 6 ミステリーたち
20. Spectral
自由に選ばれたカードが消失し、そしてもっともミステリアスなかたちで再出現します。
→これは基にした彼自身のトリックの完成度がきわめて高く、本書でもほぼ変更されていません。彼のレクチャー・ツアーでも定番だそうです。本当ならそのまま見せられない状態のパケットを、観客自身に揃えてもらうフェイズがあるのですが、そこが図々しくて大好き。観客にちゃんとガイドすれば失敗はないとは思いますし、事実、私も失敗したことはないのですが、毎度ちょっとドキドキしています。
21. Whisper Mental
4 枚のカードが選ばれたあと、マジシャンは4 人の参加者の頭の中のささやきを聞いてその心を読みます。そしてそれぞれのカードを不思議なやり方で見つけ出します。
→自分の作品2つを実に見事にブラッシュアップし、接続した、「まさしく改案だな」というお手本のようなマルティプル・セレクション手順。憶えることもなくなり、クリンプを付ける必要もなくなって、実に美しい。改案とか改善とか言うにはちょっとなあ、というのはありがちですが、本作くらいやってくれると文句なしですね。
22. Blackjack Fever
参加者は52 までの数から1 つ思い浮かべ、それに基づいて2 つの山を作ります。それぞれの山の一番上のカードがブラックジャックになります。マジシャンによる予言も完全に一致します。
→9の数字根のアレみたいな原理を駆使しつつ、それらを多重のカバーで覆い隠す良作。一点、ブラックジャックってドローポーカーよりもさらに日本での知名度が低そうなところだけが心配です。いや、私は知ってるんですけども。最近の方たちはトランプ遊びとかもしないとか聞きますしね……。
23. Book of Clues
デックの中の手がかりをもとに、観客たちが未知のカードの正体を突き止めます。そして優れたミステリーが概してそうであるように、最後にどんでん返しがあります。
→特定のカードを、別のカードをヒントにして絞っていくところがあるのですが、そのヒントがデュアル・リアリティ的というか、観客席の人たちが想像だにしていない状況になっていて、大好きですねえ、こういうの。
Notes & Credits部のバリエーション、こっちは演者ではなく、舞台に上げた、ヒントカードを選んだ3人に、観客のカードを当ててもらう手順なのですが、こっちのほうが好きです。私はマジシャンが優位に立ちすぎる演出が好みではないから、というだけですけれども。即席のサクラとかめっちゃいいですよね。
Chapter 7 Extra!
24. Crystal Clear
A の位置が入れ替わったあと、デックが硬くて透明なブロックに変化してしまいます。
→みんなの家の引き出しに眠っていることでおなじみ、オムニ・デックに出番が。4枚だけで、デックをシャッフル、カットしているように見せるのはなかなかドキドキでしたが、マニア相手にやっても大丈夫だったので大丈夫です(※個人の実演経験です)。観客の両手の中で隠してもらうのもGニキの手法っぽくていいですね。
25. MysteryWand
サインした1 枚のカードを4 枚のA の中に入れます。マジシャンは別デザインのカード1 枚と、リップ・クリームのキャップ2 個を使って即席のワンド杖を作ります。参加者がA の上でワンドを振ると、選んだカードが消えます。ワンドを開くと、そのカードがサイン・カードになっているのです。
→これめっちゃやりたいの。誰かリップクリームのキャップだけいっぱい買えるところご存じないですか。いや、2個あればいいので100均にでも行けばいいんですが。そしてこれも私の好きな、「観客にマジシャンの役をやってもらう」「それでも不思議な現象が起こる」「観客のカードが思いもよらないところ、今回で言えば自分が使っていたミニ・ワンドの棒の部分であったことが明かされる」という、好きポイントが多い。現象としても筋立てとしても、手品ナードには考えもつかない類のもので、たいへん憧れます。
26. Sublime In All
マジシャンと参加者が、選ばれたカードを見ることなく探し出すことに成功した後、すべての判断がサブリミナル広告の影響を受けていたことが明らかになります。その証拠に、選ばれたカードを除く全部のカードの裏には「Don't Pick Me」(私を引かないで)と書かれているのです。
→『One Degree』で最初を飾ったガスタフェローのお気に入り、“Truth In Advertising”ですが、それのサブリミナル広告という筋立ての回収にもなる手順です。最後、絶対サブリミナル効果ではないはずだけれど、そうとしか説明のつかないような状態で終わるという大変強い現象です。本書にも書いてありますが、本作は手順自体はそんなに難しくもないのですが、この51枚全部に『Don't Pick Me』って書く、というのが当然必要で、この準備が一番面倒です。『まあ1回だけだし、頑張る価値は充分にあるよ』ともありますし、そのとおりとは思います。最後、さっきまでなかったメッセージが、卓上いっぱいに広がったどのカードの裏にも書いてある、というのはきわめて壮観です。
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◆Table of Contents◆
序文:ジョン・バノン
エヌス・ディグリーについて
Chapter 1 想像してみよう
1. Invisible Opener
2. Perception Plus
3. Blank Slate
エッセイ:あなたのマントラは何ですか?
Chapter 2 エースの導入
4. Freestyle Aces
5. Self-Checkout
6. Royal Transpo
7. Tipping Point
エッセイ:自分の目的を探す
Chapter 3 目を引くもの
8. Stranger Sandwich
9. Double Vision
10. Bermuda
11. GPS
エッセイ:ワン・ディグリーを詳細に分析する
Chapter 4 四之譜
12. The OtherMates
13. Assembly Line
14. Hide & Seek
15. Tailspin Twist
エッセイ:創造性の鍵となるもの
Chapter 5 デックを手渡して
16. Changemaker
17. Hybrid Triumph
18. Biddleless Redux
19. Reign of Tearer
エッセイ:四箇条
Chapter 6 ミステリーたち
20. Spectral
21. WhisperMental
22. Blackjack Fever
23. Book of Clues
エッセイ:自分のやり方から離れる
Chapter 7 Extra!
24. Crystal Clear
25. MysteryWand
26. Sublime In All
Epilogue
訳者あとがき
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