教授の戯言

手品のお話とかね。

混ぜるな危険

先日、会社の某プロジェクトが無事にスタートを切ることができた記念の飲み会がありました。そこでの余興として"トマトジュース4つのうち1つはハバネロ入り"という、いわゆるロシアンルーレットゲームを企画しました。会場ではテーブルが二つに分かれていたので、それぞれのテーブルから4人ずつ飲んで、他方のテーブルの人たちが誰が飲んだのかを当てる、というゲームです。ハバネロもトマトジュースも紙コップも私が用意しました。自分でシャッフルもしたので、私にもどれだか分かりません。







…なんで自分で引くかな…。



2回やったのですが、飲んだのはチーム1:私、チーム2:プロジェクト責任者 でした。マイガッ。


賢明な読者諸氏、聞いてほしい。遊びでハバネロを飲んじゃいけない(美味しんぼ第1巻「…ワインと豆腐には旅させちゃいけない」的読み方で)。
ビンの約20%を一人で飲むとですね、胃がなんかこう、ぐるんぐるんするんだ。リーダーと二人で、一つの椅子の両サイドに跪きながら牛乳飲み飲み青ざめていました。同じ当て物やるなら、単にまずいだけのものにしたほうがいいです。これは私が体得した教訓。今回はリーダーがめまい、私は手の痺れくらいで済みましたが、これは下手すると吐瀉事件にまで発展する可能性も捨てきれない。

口に入れる直前、そのカクテルを作っていた時に一度味見したのと同様の若干の酸味というか酸っぱい匂いを感じたのでいやな予感はしていたんですけどね。
飲んで少しして苦しくなってきたときに、なぜか脳内ではガンダム00の「私たちは、ソレスタルビーイング。機動兵器"ガンダム"を所有する、私設武装組織です」(CV:麦人)とかX-JAPAN「紅」の前奏とかがリフレインされていました。嫌な走馬灯です。

ただ、私が飲んだことは誰にも気づかせませんでした。完全ポーカーフェイス達成!凄くツラかったですけど。水も、私の横の人の表情に注目が集まった時にそっと飲むとか、もう「パスをするタイミング」「パームをするタイミング」「グラスの下にカードを置くタイミング」を習得しておいて本当に良かったと、今にして思います。いや、ごめんなさい、別に思いません。それを習得する代わりにハバネロ飲まされるのと、習得しなくていいかわりにハバネロも飲まなくていいという二択なら、間違いなく後者のほうがいいに決まってる。

ゲーム終了後、時間が経つにつれて、私の顔色がどうも白っぽくなっているということは上司に言われましたが、それはきっと体から魂とかなんかそういう大事なものが抜けていってたからだと思いました。あとポーカーフェイス賞ということで、怪我の功名、高めの焼酎を頂けました。が、焼酎の味は分からんので貰って帰っても豚に真珠。



良い子のみんな、いいかい?ハバネロは飲み物じゃない。スナック感覚で飲んだら絶対に駄目だ!おにいさんとの約束だぞ!なお、翌日のトイレでも下の方からもちょいとあっついお知らせがきちゃうからそこも気をつけることだ!油断してると凄くびっくりするぞ!「あつっ!」とかなっちゃうんだ、おっかしいね。おかしくないですよ!もう、ほんとに!

じゃあ、今度は「奇術探求」とかチャド・ロングDVDとか、素敵な題材の感想でも書かせてもらうと思うから、そっちで会おうね!テンションもきっと戻っていると思う、思いたい。…またね!!(トイレへ)