教授の戯言

手品のお話とかね。

サイレンだったら

MML Vol.37にピアノトリックがありました。手品を始めた昔からあれが全く不思議に思えず、それは今回も同様でした(2段階やるのはいい工夫だなあと思いましたけど)。私の周りでも、引っかかる人は本当に見事に引っかかってましたが、自分は最初から引っかかれなかったので、もう手遅れなのかもしれません。性格とかが原因なのでしょうか。本で読んだ時に理屈自体は分かったんですよ、ちゃんと。ああ、ここで観客の意識を偶数という一点に集中させるんだなあ、と。ただ、これは現象が起きるまで少し時間がかかるからか、私なんかが観客だとつい暇潰しに枚数数えちゃうんですよね。演者の台詞が「ペアです」でも「2枚です」でもそれは関係なしに。挟んでいる時には偶数認識をしているとは言え、置いていく過程では「右に何枚、左に何枚」といった考え方をしてしまう、私のようなひねた人間にはちょっと向かないのかもしれません。
"一枚飛び移る"という見せ方が妥当なのは同意しますが、ピアノトリックをチョイスするくらいならカードアクロス系の典型的トリックの方が受け入れやすく不思議な気がするんだけどなあ…。
"自分が不思議に思ったことのないトリックはやらない"という信条に反して、学生時代に何度かピアノトリックはやったことがあります。相手は不思議がってくれたのですが、なにより演者本人が納得できていませんw



▼そういえば昔ピアノを習い始めた頃、「指を立て気味にして(ぺたっと寝かさないで)弾くように」と指導されたんですが、あれ、なんでだったんだろう…。プロでも寝かせ気味にして弾いてる人多いんですけどねえ。なお今回のゆうき先生のピアノレッスンではぺたっと寝かせていましたw



▼手品とは全く関係なく、このピアノトリックの冠についた"不屈の名作"というフレーズが個人的には斬新。"不朽の名作"はよく聞くんですけど、不屈かあ。…意味として正しいんですかね。…別に間違ってても恥かくの私じゃないので、別にいいっちゃいいんですけど気になります。
ネットで検索したら"不屈の名作"フレーズは結構使われていました。・・・ただ文脈と字面から見ても、ほぼ全部"不朽"の間違いなのではと思いますけれど。
更には"不朽不屈の〜"とか書いてる人もいましたが、それは"不撓不屈の〜"か"永久不滅の〜"と言いたかったのだろうか。ニホンゴムズカシイ。


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▼今日のコードギアスルルーシュが自ら通信場所をばらすシーンは、まるでドリフだったなあ…。トイレで新聞読みながら用を足していたら爆発、四方の壁だけがぱたんと倒れる、みたいな。

そういやギアス能力というフレーズ、作中で普通に通用してますけどあれはOKなのでしょうか?
第1期の5話でC.C.とルルが「ギアス?」「この力のことだ。契約の時にそう聞こえたが?」という会話をしているんですが、このシーンだけだとC.C.はあの力をギアスという呼び方・認識はしていなかったようだし、1話の契約時に視聴者へ示されたのは"歯車が二つかみ合うイメージ映像"だけだった気が(なのでgearsなんでしょうけど)。
いや、ルルーシュにそう聞こえたからこの能力名はギアス、というのは別にいいんですが、この名称がC.C.とルルーシュの間だけならともかく、ブリタニア側もみんな使ってるんだよなあ…。C.C.の意識共有体みたいなのからV.V.とかその辺に名称漏れしてるのかしら。気になる。けど、まあいいか。