教授の戯言

手品のお話とかね。

ヨーキム・ソルバーグ・レクチャー


ということで2月24日、ヨーキムさんのレクチャー@東京に参加です。あまり新作を作りまくる人ではないのですが、ひとつひとつのマジックが、見ていてとても心地いいのが個人的な印象。演技にも嫌味がない以上に、なんかいい歳のひげのおっさんなのに、物言いとか所作がいたずらっこみたいなんですよね、ヨーキムさん。「ああ!また引っかかっちゃったよ!うー、もう一個!」みたいな流れがホント多くて。見る側の緊張を緩和させる謎の成分とかが放出されているのでしょうかw

物販は2004年の来日時の日本語レクチャーノート(大好き)や、その頃に撮った映像の3枚組DVD、95年頃に作ったビデオをDVD化したもの(ジェネラル系のとロープの)、2007年の来日時に作った技法DVD『My Favorite Controls』あたりでしたかね。基本コンプしております。イエイ。

                                                        • -

1. ロープの穴通し
針と糸のお話から、ロープで作った小さな輪っかにロープを入れたり入れられなかったりと。

2. 2枚のカード当て
シンプルで実用的だなあと思った次第。

3. カードアクロス
3段(2段かなあ)からなるカードアクロスなのですが、これが見事で。エスティメーションのトリックかと思いきや次々と起こる素敵な作品でした。「このあといつ加えるんだろう」「いやまさか5枚は無理だって」と思っていたものが次々覆される様は壮観でした。ていうかこのあとどころかもうすでに付け加えられたあとだったりとw こういうことをきれいにキメられると実に楽しいですね。

4. ロープ
おっと、人の注意誘導についてだけがメモってあって、何をやったのかまったく覚えていませんw あっれ。

5. スポンジボール
スポンジボール手順。ヨーキムさんのは割と短めのコンパクトな手順なのですが、ともすると手順を長く・複雑化しがちなものとして、こういったコンパクトさは見習いたいですね。というか多分このくらいが一番いいんだというのは分かっているのです。ですがw

6.コインとカードのチェンジ
だんだんこの辺からヨーキムさんの"実はマニアだよな"というのが出てくるw 

7.コインズアクロス
シェルを用いたオーソドックスなもの。いや、オーソドックスとは何かという話はありますが。

8.オイルアンドウォーター
水と油がほら、分かれるやつですよ(2ヶ月近く前なので記憶が飛んでいる)。

                                                        • -

2次会で、借りたデックで、適当にシャッフルさせ、適当に5つの山に分けさせ、好きな山ひとつ持ち上げさせて表向きに1枚ずつ配らせ、その中の好きな枚数目のものを憶えてもらい、山を全部好き勝手に並べ替えたものを返させて当てる、というのをやってくださったのですが不思議すぎて吐きそうでした。詠み人知らずの古典のようなものらしいのですが。後日、サークルメンバーが「あれはこうだったはず」というのを作ってきてくれてそこでも引っかかり、いやはやわっかんないもんだなあと思った次第。あとヨーキムさんは本当に気さくというか、喋ってるとみんな笑顔になってくる感じがとてもいいなあと思いました。

とがった変態的なことはしていないのですが、それもまたいい具合にわざととどめている感があります(事実、パケットを弾いて枚数を数えてるのかと思ったら、手の陰で、指でカタカタ音を立てているだけで、実際は1枚しか持っていない、とかそれはもう変態なこともレクチャー外ではやってらしたのでw)。なんというか通常のレクチャーよりも、気軽に色々聞いたり見せて頂いたりするほうが良さそうなマジシャンですね。普通にだべると面白そう、的な。

John Carneyレクチャー


John Carneyのレクチャー@水道橋。「世界一うまいマジシャン呼びました」とはフレンチドロップさんの言ですが、確かにうまい。うまいマジシャン、という概念を具現化して服を着ている感じ。ちなみに綴り的にJohn Carey(英)とややこしいともっぱらの噂ですが、わたくしは毎回カーディニを思い浮かべて、それを消してから思い浮かべないと彼に辿り着けない病にかかっております。カーディニも名前からしてカード物凄くうまいですが、それはさておき。

「なにやっても超うまい」というイメージと、「あらゆる壁をテクニックだけでぶち壊す」という2つのイメージをカーニーには抱いていて、前者はもうその通りだったのですが、まったく見せびらかす感じもなく、後者のイメージは覆りました。ともすれば地味ともいえるマジックがほとんどです。もちろん意図的にそうなっていて、「若い頃はスピード重視で行っていたが、ヴァーノン他から、『もっとゆっくりと』『観客は今の現象を理解できないまま次の現象に行かれちゃったら困るでしょう』『君の手順は素晴らしいけど、もっともっと考えられるはずだ』というようなことを言われて、それ以来、『技術は研鑽するが、その技術の気配を消すために、技術研鑽にかけたよりも多くの時間を費やす』んだよ」というお話をされていて、「ああ、いいなあ」と思いました。

私もフラリッシュ感あふれるものも別に嫌いではないのですが、昔からよく思っていた、アクロバティックだったりダンサブル(?)な、カーニーいうところの「マジシャンしかしないムーブ」というのに対して抱いていた嫌悪感(というほどでもないけど、違和感とでもいうべきか)を言葉と実際にしてもらえた感ですかね。左手の親指人差し指でコイン1枚つまんで示しつつ、その左手の中にもう1枚コイン握る(リテンションバニッシュ)みたいな流れとかホント笑っちゃっていけません。野島伸幸さんが、「若い子にはこういう王道の上手い人を目指してほしいなあ」的なことを仰っていて「うんうん」と(思いつつ、「え、野島さんは!?」とか思いました)。

さておき、全体的に悠々・堂々たるクラシックマジックの体現だなあと思いまして、素敵なレクチャーでした。以下備忘。

                • -

1. CAFFEINATED CUPS AND BALLS
コーヒーカップとブドウで行うカップ&ボール。

プラスチックの取っ手付きコーヒーカップと、イミテーションのブドウを用いており、カーニーの演技全般にある「理由づけ」に取っ手がうまいこと組み込まれていました。ちょっとしたくるっと回す動作や取っ手を持つことで自然なかたちでパームを秘匿していて「すげえ!」というより「怪しさが感じられない」という印象。なおクライマックスのレモンのロードをすべて見逃している始末でした。注意力が3万しかありません。あとなんかブドウを美味しそうに食べる。



2. five coins and a champagne glass
どこからともなく、1枚ずつコインが現れてはシャンパングラスに入っていき、最後にはファイブスターでキメたりする。

カーニーって基本はフィンガーパーム派(「イエー、私も」)だそうなのですが、ここではちょくちょくクラシックパームもダウンズパーム的なものも使いつつ、どこも結構オープンに手の中を見せながらも「何も持っていない」印象を与えていました。というか1枚2枚はともかく、最終的に5枚出てくるあたり、なんか別途ロードでもしてるのかなと思ってしまいましたが完全に引っかかっております。


3. Cylinder and Coins
シリンダーアンドコイン。

略して尻コイン。コインマジックはそんなに詳しくもないのですが、シリンダーアンドコインは好きです。「クラシックマジックの薫りがするからだろうか、ふふん」などと思っていたのですが、カーニーが「元はラムゼイがやっていたわけだが、彼は革のシリンダーじゃなくて、トイレットペーパーの芯を銀色に塗って使っていたようだ」とかで草不可避。しかしあのコルクをシリンダーに通して落としたようにしか見えないところとか、コルクがいきなり複数枚のコインに変わってしまうところとか、カーニーの技術を以って見せられるシリンダーアンドコインはなんかこう、じんわり来る感じで良かったです。不思議なうえに綺麗。そういえば岡野さんもうまかった。わたしもやってみたいけど、まず道具揃えるのが大変よね、これ。トイレットペーパーの芯はさておき、Sコインのほうが。



4. cigars from the purse
ハーフダラーサイズくらいのとても小さながま口から、指くらいの太さのシガーがにょきにょき出てくる。2本。

がま口取り出して「いつもは『これはジャパンで買ってきたんだけど〜』って台詞で、エキゾチック的な面白さを醸し出しつつがま口を取り出してくるんだが、本当に日本で演じるときには微妙な台詞になっちゃうな」とか仰っててワロタ。観客の胸ポケットから出してくるのが素敵です。



5. Inscrutable
デックのカードが次々とジョーカーになってしまい、都度テーブルに置いていくが、あとでそれを開けると全てAになっている。

実にいい感じに王道な手品な感じがします。



6. Bullet Train
Cards up the Sleeve。

前段で出した4Aがジャンジャカ袖に通う感じで。手順自体は直線的で大変面白いのですが(私がカードアップザスリーブが好きなのはあります)、たまにギャグも込みでやるという、ふにょんふにょんする針金の先に飛ばすべきカードをつけておいて、ジャケットの前部の開いたところを通過するところをふにょんふにょんさせながら見せる、というやつ、あれが個人的にヒットでした。


7. Knife Trick
ナイフに濡らした紙片を貼り付けて行うクラシカルなパドル・エフェクト。

いかにも即席で(実際即席ですが)、その場にあるもので戦える、古典過ぎて詠み人知らずっぽい作品。しかしまあこういうのが様になるってのが羨ましい。

                          • -

訳の人はカーニーの演技や解説を見ながら「ほーう、うわすごい……」とニヤニヤしながらメモを取っておりましたが、終了後、「しかし、あれほどの名人が手品を見せてくれている最中もなお、手元のカードやコインいじるのをやめられないマンがちょいちょいいたんですが、あれ何なんでしょうか。カーニー相手にテクを見せつけているのですか?それとも勝負でも挑むつもりでしょうか」とか言っててワロタ。手癖だろうけど、挑んで、そして勝てたらすごすぎです。あのカーニーが相手じゃぜ?マジシャンの説明を受けながらその通りにやってみている、というのは私は別に気にならないのですが、確かに特に脈絡なく、中でも音立ててる人はよくわからないですね。アンチ・ファロやってるとか、ドリブルしてるとか、コイン落とすとか。

ヨーキム・ソルバーグ 日本レクチャー

デンマーク王室御用達、ヨーキム・ソルバーグ来日決定でヒャッホウしていたのですが、二川さんから告知してよい旨を頂いたので以下に転載します。前回の来日後、思わずノートだけではなくDVD他全部揃えちゃうくらい本当に素敵で楽しかったので、いまから楽しみです。"Aces Intermezzo"は名作でした。ポン太さんの改案もとても好きです。だがしかし動画が保存できない。しくしく。

【2017.0130追記】
追加の1ショットが決定したそうなので追加のご紹介。


2月22日水曜 18時15分開場 18時30分開演(20時45分終演予定)京橋プラザ3Fにて。
「おっ、その日ならいける」という関東の方は、上記ファイルにあります、二川滋夫さんのアドレスまでご連絡を。

                                        • -


ヨーキム・ソルバーグ 横浜レクチャー(関内)

ヨーキム・ソルバーグ(Joachim Solberg)が来日してレクチャーを行います!すでにご存知の方も多いかと思いますが、彼はデンマークを中心に活躍しているプロのクロースアップ・マジシャンです。テレビのマジック番組はもちろんのこと、ヨーロッパのテレビ・コマーシャルにも出演したり、毎年、デンマークの女王に招待されてマジックを披露したりするなど、海外では非常に知名度が高く人気があります。

彼の得意なマジックは、カード、コイン、ロープ、スポンジ・ボール、指輪、スプーン、カップ・アンド・ボール...と広範囲に亘っています。特にカップ・アンド・ボールの腕前は折紙付きで、彼の演技に感動したマイク・スキナーがフランシス・カーライルの銅製のカップを譲った話が有名です。

今回は好評だった2004年、2007年に続いて、三度目のレクチャーになりますが、トップ・クラスの技術、オリジナリティー溢れるアイディア、観客を楽しませる演技など、私たちが知りたい貴重な情報がまだまだ多く存在します。中でも、彼が演技をするときに心掛けている“オフビート”という考え方は、我々に浸透しているミスディレクションと同等か、それ以上に役に立つでしょう。

レクチャーの内容は、彼の来日を心待ちにしていたリピーターの方にも楽しんで頂けるように、なるべく新しいトリックをレクチャーしてもらう予定です。初めて参加して頂ける方も、きっと楽しんで頂けると思います。素晴らしいマジックを見る数少ない機会です。見逃さないようにしてください!

主催: マジックハウス
出演: ヨーキム・ソルバーグ (Joachim Solberg)
日時: 2017年02月19日(日)開場 18:15 / 開演 18:30 (20:30 終演を予定)
会場: レンタルスタジオ3355 〒231-0015 横浜市中区尾上町2丁目18−1 YSビル地下1階
交通: JR関内駅 徒歩3分 地下鉄ブルーライン関内駅 徒歩1分
料金: 5,000円 (予約制)
お問い合わせ: マジックハウス 二川滋夫まで
045-324-0662
futagawa@magichouse.biz

地図(これ二川さんの手書きですかw):

印刷用PDF

Lee Asher 「Losing Control」

昨年9月下旬にご紹介はしていますが、リー・アッシャーの「ルージング・コントロール」をひっそりと売り始めていました。私にも言わずにそっと追加するのやめてくださいw リアルにすごく薄い本でした。『ガルパンで学ぶ英語』の2割程度じゃないでしょうか(あれが厚すぎという話はさておき)。

教授の戯言の物販:Lee Asher「Losing Control」

要するに、「理屈で考えれば全然違うのだと分かるけど、見せられるとそのまま納得してしまう」というトップ・コントロール技法の冊子です。ノーマル、アッカーマンのアイディア(私はこれをよく使っています)、立ててやるパターン、テーブルに置きながらやるパターンなどが解説されています。なお、冊子内にアッシャー本人が実演する演技動画のリンクも入っていますので、冊子で理屈を読みつつ、本人の完成形はこうなる、というのがちゃんと動画でも理解できる素敵設計(リンク先でも、動画での"解説"はありません。あくまで実演のみです)。

技法とは関係ないですけど、アッシャーの紹介しているフルニエデック、嫌いじゃないんですが、そもそも手に入りにくすぎじゃないですかね。日本で売っているんでしょうか。あと私が持っているやつ、本気で投擲するとティッシュ箱に刺さるくらい固いんですけど。キュウリくらい楽勝です。武器として大変優れていると思います。手品用としても、なじんでくると堅牢だし使いやすいとは聞くんですが。主に二川滋夫さんあたりから。他にそもそも使っている人を見たことがありません。

あと訳者あとがきが去年の8末日付になっていて、「なつやすみの宿題を片付けた感」というのは、原稿自体はもうその時点で終わっていたからとのことで、 組版お兄さん「やはり訳者から締め切りが切られず、己の気力が満ちるのを待ってから組んだのは間違いでした。すみませんでした」だそうですw 

おおきく振りかえって2016

1年を思い出す。

◆1月
・割と正月早々ガルパンの映画ばかり見ていました。自室でウイングカンテレかき鳴らしながら笛を吹くマンに。
A-10の地表攻撃映像を見て、戦車が紙屑のように粉砕されていく様を見て震える。
・なぜかこのタイミングで『鉄のラインバレル』を見ていました。すごく面白いと思うのですが、当時流行ったんでしょうか?「あなた……最低です!」
https://twitter.com/propateer/status/684753167892922368 シュトゥルムティーガーの砲弾はマジででかいです。写真はムンスター戦車博物館。
・『僕だけがいない街』がとても面白い。イケメンの賢也くんがペパロニちゃんと同じ人とはw 
・翻訳のひとが「部数の問題なのですが、こういうのって30年前に出してれば印税3倍でしたよ……」とか言ってて「小学校にも上がってないやつがどう訳すんだ」と思いましたが黙っている。
・国語辞典ナイト(昼)に参加。辞書マニアの人たち面白いw 私は部屋のスペースの都合上電子辞書しか基本使いませんが、紙の辞書も(特に昔の辞書)味があって面白いですよねえ。
・TENYO-ISMという、4万円ほどする7kgダンベルが届く。
・勝手に「ヤマギシルイのカードマジック」のレクチャーノートを書く。10万字を超えて無事死亡。
・『バトルシップ』が面白い。「戦艦が簡単に沈むか!」「痛いのをぶっくらわせてやれ!」「チキンブリトー
・一年生チームメンバーの好きな戦車が大体アメリカ戦車なのは、USA-GIさんチームだからなのでありますか!? →GIはなんだ。Government Issueか。



◆2月
・人類にとって意味のある手品とは何か。
https://twitter.com/mega_mari/status/697721447096066048
https://twitter.com/propateer/status/698537822127464448
ソラノオトを見ました。
・サイトーさんのお勧めで『このすば』を見始めました。大変楽しいです。
米原万理本をいっぱい読んでいました。
http://happyeveryday.biz/post-7333
https://twitter.com/propateer/status/700664789110906880 卯月ちゃん頑張りすぎ。
・『SAO2』を見始めました。最初ミステリなのかなと思いましたが、後段は終末医療というか。VRというかARの近い将来の使われ方を見るようでした。
https://twitter.com/propateer/status/702133549839745025
ツバサクロニクルを読んだりしていた。



◆3月
・それは私のおいなりさんだ にThis is my dick.ってサブがあったんだけど、おいなりさんは竿のほうじゃないだろと思って調べたら、weblioにtesticle sackとあり、しかも和訳が「金玉袋」に並んで「お稲荷さん」とあり、分かってる人が書いたな、とニヤリとする夜。
ガルパンで4DX初体験。
ヤマギシルイ東京レクチャー。
ガルパン新聞をI〜V、全部揃えました。勝ち組な気がします。
https://twitter.com/propateer/status/706436337130311680 私もそういうことを言いながらBOX買ってしまった大勢のうちの一人でしたw 名作です。
・『監獄学園』で腹筋が攣るほど笑うw 
ツバサクロニクル、私の大好きな北斗ちゃんとかもっと出せよと思いつつ終わってしまい悲しい(注:連載はもっと前に終わっている)。
・ボリス・ワイルドのレクチャーに行く。大変楽しかった。商売っ気があまり感じられなかったというか、物はもちろん売ってるんですが、大体のことはその場で解説しちゃう感じで。ボリス「世の中、少部数しか作らないとか、限定版商法みたいなのも最近多いけど、私は、色んな人が私の手順を演じてくれるとかのほうが嬉しいし、そのほうが自分の今後にも繋がると思ってるんだ」と仰ってて、わたし天邪鬼なんでつい買ってしまいましたよ、お布施の意味を込めてw 雰囲気的に「私は限定版商法に憧れている者です」とは言えなかったw あとT君がこざわさんの奸計にはまる。
山浦章さんが亡くなっていた。
・アルファ碁が超強かった。
・幕張のウルティラでガルパン観ていたら、機材トラブルで突然映画が止まるというレアなイベントが起こりました。
・シウェイ・リーが来る!→来なかったけどジョー・デンが来てとてもうまかったし面白かった。



◆4月
https://twitter.com/propateer/status/715774217422245893
https://twitter.com/propateer/status/715774266835398656 「皆さん初めまして!20回目とかの方はそろそろいい加減にしてください!大洗女子学園戦車道隊長の西住みほです!」 このころはまだ15回程度だったのでセーフ。
・『ラブライブ』のあとに『サイコパス』を見返し、落差に震える夜。
・夜毎、BW・マークト・デックの読み方を練習する。
機動戦艦ナデシコが20年前……!……かはっ!(呼吸が乱れる)
・音門さんのオススメにより『あいまいみー』を見始めてとても好きになりました。じょばー。ところでなんでギターがマーティン・フリードマンなのですか?家族を人質に取られたりしているのですか?生あいまいみーも面白かった。天津向さんが不憫でw
https://twitter.com/propateer/status/717007495974113280 きらりちゃんはあの変な話し方さえなければ良かったのに。杏ちゃんとのペアは良かった。
・フェニックスデック最高!ということでお友達を募って買うも、当初@370円くらいのはずが、関税等で420円くらいになり、そんなにお得感はない感じに。とはいえ、バイシクルより断然噛みやすくはある。
・『NARUTO』を読む。ああ、これは流行る、と思いました。少年漫画はこうでなきゃ、的な。そして御多分に漏れず血統の勝利w
https://twitter.com/propateer/status/717316171976941568 アンチョビが可愛すぎて辛い。
・え、エレン先生が盛り上がってすぐ消えたのって今年だったの…?
・辞書について https://twitter.com/propateer/status/717588255777001473
https://twitter.com/propateer/status/717610466550284288
・一日で立川シネマシティにてガルパンとマッドマックスの極爆を観る。気持ち良かった。
・TAKAHIROさんの。くっそ不思議でした。https://twitter.com/propateer/status/718270044472504322
・「ガルパン同人誌の赤字がついに3万円を切りましたよ!」とか嬉しそうに語ってくるT君。
・『櫻子さんの足元には死体が埋まっている』『坂本ですが?』『甲鉄城のカバネリ』『くまみこ』『ふらいんぐういっち』『マヨイガ』『ばくおん!』『神撃のバハムート』『ジョーカーゲーム』『ジョーカーゲーム』など見始める。
・ダローのレクチャーに参加。マイヒーローがそこにいました。素敵過ぎる。
五箇山白川郷に初めて行きました。雪の大谷も初めて見ました。そこで買った限定日本酒が大変美味しかったです。黒部ダムは閑散としていました。
https://twitter.com/tarareba722/status/690366168415260672
絵を描いたり小説を書いたけど自分で宣伝したり誰かに「見てみて」と頼むのは恥ずかしい、という人は多いと思いますが(プロでもそういう方は多いですが)、そんな皆様には私がいつも思い出す、宣伝セクションの偉い人から聞いた文言をご紹介いたします。
「作品は、作って半分、届けて半分」
いいこと言うなあ。
https://twitter.com/propateer/status/723300262425726976
ほしかったが買ってない。
https://twitter.com/propateer/status/723338944914432000



◆5月
・『ちはやふる』が面白い。熱い。私の高校時代とかMADテープ作ってゲラゲラ笑って、ネオジオとかやってた思い出しかありません。
・『アバンチュリエ』が震えるほど好きなので、フランス行ったら絶対聖地巡礼しようと誓う。
・ハンソン・チェンレクチャー。大変楽しい。会の前にこざわさんに習ったサイコロ手品も楽しい。酒も入っているのであらゆるものへの肯定感がすごい。
・成田→(モスクワ→)プラハプラハ(→ザグレブ)→ドゥブロヴニクドゥブロヴニク(→イスタンブール)→ヴェネツィアヴェネツィア→パリ、パリ(→モスクワ)→成田 という感じでヨーロッパを周遊。ソーミュール戦車博物館でガルパン聖地巡礼を、エトルタ奇岩城でルパン聖地巡礼を果たしてまいりました。旅行中に『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』を見て面白すぎました。
・あとあまり「ここに行きたい」というのが無い割に旅行は好きなので、アニメや漫画の聖地巡礼が実にいいきっかけになることに最近気づきました。たまにマジシャンに会いに行ったりもしますが。
水谷優子さんの訃報。マリーが。アセンブラが。
・『鉄のラインバレル』コミックス版読了。
洲崎西イベント。
https://twitter.com/propateer/status/734589426039422977 ふしぎ。
https://twitter.com/propateer/status/735917195469815808
 https://twitter.com/propateer/status/735918164962213888
持ってて良かった『ガルパンで学ぶ英語』



◆6月
・「ガルパンBDを買うと、場版が毎日タダで観られる」とかいう最高にロックな発言を見る。「3000円払うとガチャが無料で10回も回せる」に通じるw
・友達に「明日暇?大洗いかねえ?」というお誘いを受け、車中でドラマCDを流しながら大洗に遊びに行く始末。
https://twitter.com/propateer/status/740028191171969024 名言です。
https://twitter.com/propateer/status/746121212741378048
https://twitter.com/propateer/status/746121313635360768
https://twitter.com/propateer/status/746231548060413952
・ぱんっあふぉーに初めて行ってみました。すごい散財してきました。
https://twitter.com/propateer/status/747047375789690880
https://twitter.com/propateer/status/747082070229323776
https://twitter.com/propateer/status/747570216368902144
https://twitter.com/propateer/status/748475485345046528



◆7月
・よく観客ABCをそれぞれアレックス、ボブ、クラリスみたいに頭文字で分かりやすくする例を見ますが、もしかしてバノン先生の解説に出てくるラケルとリズは、ラケルがR側でリズがL側にいるということなのかと「謎は全て解けた!」感に満たされたのですが、こいつらいつも単独登場でした。しくしく。
https://twitter.com/propateer/status/748708925692784641
・大学の手品講習会。頑張りました。
・チョコのルーツで、「マヤ人の間では、カカオの断片10個でうさぎ1羽、カカオ4粒でかぼちゃ1個、8〜10粒で女を一晩、100粒で奴隷が買えた」というのがあり、かぼちゃが高級品なのか、娼婦が安いのかがよく分からなくなってまいりました。
・オスィーのフォールスカットって、確かにフォールスよりも本当にカットする(いまカットし終えたところから左へ戻っていく)ほうが断然嘘くさくなるのねwww 不思議だwww
https://twitter.com/propateer/status/749593131184599040
・寝て起きたらバノン先生が大量の回答を送ってきてくれてる幸せ。中に登場するLizに関して思い当たるフシがあって、モデルこの人?って送ったら「よくぞ気づいた。元ネタを当てたのは君が初めてだ」とか来てちょっと嬉しいw
・数年ぶりにハーフムーンに。やはりうまいショーだと思いました。
・魚心くんの中の人ってアンチョビ姐さんだったのか。
https://twitter.com/propateer/status/751076376069836800
・シゲオ「そういえばヤマギシルイさんは、レクチャー以外ではノートとか出されてるんですかね」 きょうじゅ「んー私が勝手に作りかけのはありますが、出ませんね、永久に」 シゲオ「そうなんですか……」 まあ出ないですねw
・『ラブライブサンシャイン』を見始めました。
・トルコで軍事クーデターがあった。
https://twitter.com/propateer/status/754323381386752004
https://twitter.com/propateer/status/754667273365753856
・ナディア一挙放送を見る(BDもDVDBOXも持ってるのに)。やっぱり最高です。
・齋藤修三郎ショーこと、齋藤Show三郎に撮影班として参加。しかし、そのう、このタイトルはないんじゃないですかね、Beeさんw
https://twitter.com/propateer/status/757472956767350785
https://twitter.com/propateer/status/757722649158152192
https://twitter.com/propateer/status/758106713799036930
・もしかすると二川さんは、訳すときA spectator(参加してお手伝いしてくれるひと)を「客」、それ以外の皆さん(AudienceとかSpectators)を「観客」と区別しているのか…?英語の冠詞は大抵うざいけど、冠詞のおかげで分かったりする内容もあるからな。難しい。
・自作のヤマギシノートを送りつけたあとの二川さんの感想「あまりの分量に眩暈がしました」
・ダー様ほか、聖グロの皆さんは紅茶を持ってて優雅、と何も考えずにそう認識しておりましたが、ふと、ティーカップをソーサーごとでもカップ単体でも、中身入れたまま持って歩き回ったり飲んだりするのは、実は優雅とは全く関係がないというか、むしろマナー的にはアレなのではないかと思い始めました。
・北米版ピンドラは苹果がガルパンのおケイさんなのよね。能登が蝶野教官だったりもする。ファビュラスマックス。私のダメ絶対音感によれば子供の頃の苹果の声はアリサの声のひとな気がするのだけど、そっちはキャスト一覧に出てないのよねえ。



◆8月
https://twitter.com/propateer/status/760426299978416128
・『シン・ゴジラ』見ました。 https://twitter.com/propateer/status/761912452317454336 うちの職場の倒壊は確認できませんでしたが、近いので多分壊せたはず。
https://twitter.com/propateer/status/762182940071604226
https://twitter.com/propateer/status/762675244230283265
https://twitter.com/propateer/status/762988721071280128
Boris Wild『Transparency』の原書を買いました。レンチキュラーかっこいい!
https://twitter.com/propateer/status/763002471560073216
デスクリムゾン発売から20年と聞き震える。
コードギアスから10年と聞き震える。
・小川勝繁レクチャー。久々にカードが1作も出ないレクチャーであり新鮮。
コミケガルパン本を売ったりLosing Controlを練習していたりしました。
・CAMERON JOVEの「方言キャラクターを書きたい人向けの参考書」シリーズ、持っていたかあやふやで買わなかったのですけど、やはり四国編を持っていなかった模様。くそう。冬には買いたい。ここのシリーズすごく好きなのよね。そういうキャラを作る予定は全く無いのですがw→冬、ちゃんと買いました。
http://www.gimpysmagic.com/mimilied.html ほしい
https://twitter.com/propateer/status/765334029629427713
https://twitter.com/propateer/status/767150374864113664
https://twitter.com/propateer/status/767336654306549760
https://twitter.com/propateer/status/767374848490287104
https://twitter.com/propateer/statu
s/767733413721743361
総合火力演習初参加。せんしゃしゅごい。戦闘ヘリ怖い。終了間際に土砂降りになり、バスを90分ほど待ちましたが敗残兵感がすごい。あとクラーラの中の人を初めて生で見ました。
・「己の芸術論が己の作品をしのぐような芸術家は不幸である」(マチス) あーあるある、感。
https://twitter.com/propateer/status/770805858049548288



◆9月
https://twitter.com/propateer/status/771939367900315649
これ重要。
・ようやく齋藤Show三郎のDVDをつくる。ジャケットは作らなかったけど、メニュー画面とかEDとか作って疲れました。
https://twitter.com/propateer/status/771973456069918720
・世間が「君の名は。」で盛り上がっていたので、向こうを張って「言の葉の庭」を見ました。あえて今。新宿御苑に金麦を持っていくしかない、と思いました。
洲崎西サマーパーリー2016 ?バボでバブリー泡祭りに。いつもながらあの人たちはあたまおかしい。最高です。
https://twitter.com/propateer/status/773789884720910336
・昔は野島さんのクリレクには手順の概要を書いた紙が付いていたことを思い出して遠い目になる。まあ、前日に3つ出来ました!とかだと書いてる暇がないのかもですが。
・『デイグラシアの羅針盤』クリア。ホントすごい。いまこんなレベルのものが同人ゲームで出る時代なのね。。。
・「テジナ道というのは、世界中でマニアのおっさんの嗜みとして受け継がれている伝統的な文化で、突然敬語になるという礼節があって、ダーティーワークは慎ましく、決めポーズだけは凛々しいマジシャンを育成することを目指した武道なんです」「いまではマイナーな趣味とされていますが、昔は、落語、辻歌、手妻と、並び称されるくらいで、公の仕事が充実してないひとも心身ともに健やかに、美しくなれるそうですよ(ステージ上で)」 「素晴らしいです。普段ファッションに気を使わない人と、麗しい燕尾服やラメの舞台衣装の組み合わせ!」 「(客観的に見たネタとして)最高のカップリングです!」(CV:秋山殿)
・『君の名は。』立川で見ました。いいラブコメSFだと思いました。
・おへんろ!DVD愛媛編も楽しい。ナンバーワン空海行基アニメ。おへんろ早く最終巻も作ってください。
https://twitter.com/propateer/status/775285579336396800
https://twitter.com/propateer/status/776757385293500416
https://twitter.com/propateer/status/778180925570113536
https://twitter.com/propateer/status/778270613496434688
https://twitter.com/propateer/status/778270697785139201
・『ジパング』読み始めました。
テンヨーフェスティバル。楽しい。そしてついついセットで全部買ってしまう。佐藤総、佐藤喜義、まではツモれたのですが、まさか1Fに佐藤大輔牌があったとは(佐藤大三元)
・上田に遊びに行きました。真田丸全プッシュモードでした。
https://twitter.com/propateer/status/779556479057571840
https://twitter.com/propateer/status/780185864383008768
https://twitter.com/propateer/status/780392934390714368
・二川滋夫レクチャー。しかしin Canada。行きたかったけれども。



◆10月
・二川会強化合宿 in 大山(神奈川)。強化されました。テンヨー力(ぢから)あたりが。
https://twitter.com/propateer/status/782504568596811781
・#ガルパンLO表紙パロ という恐ろしいタグを見つけるw
・氣賀さん、二川さん、大学の大先輩、というビッグ3にお呼ばれしてしまい、怖くなってしまいついこざわさんを誘ってしまう。
https://twitter.com/propateer/status/783318442505940992
・「デイグラシアの羅針盤」のチーム、カタリストの監督というか原案者に対してこざわさんがテンヨー新製品を実演する会に参加。手品はともかく、デイグラシアについて色々聞けてとても楽しかった。
https://twitter.com/propateer/status/784968647831789568
・『君の名は。』立川で見ました。やはりいいラブコメSFだと思いました。
・国際航空宇宙展。モックとはいえF-35を見られてよかった。しかしコミケ以外で来るビッグサイトって違和感しかないw
https://twitter.com/propateer/status/786738718325571584
・『キングダム』を延々と読んでいました。
・小川心平さんが亡くなる。
・Fool Usでわが心のヒーロー、ポール・ガートナーがペン&テラーを、しかも"Unshuffled"で倒すという胸アツ展開。スクリプト・マヌーヴァのページに舞台裏の詳細(ガートナーのブログから)があるので読みましたが、いやアツい。 http://www.script-m.jp/blog/?p=208 ポール・ガートナーがペン&テラーを騙すまで 
https://twitter.com/propateer/status/792978290927480832
https://twitter.com/propateer/status/792979515966300160
・野島伸幸氏が1日に手品を94個作るとかいう、「どうかしてる」行為をしていて震える。http://magicmore.net/nojima-twitter-magic-create-94/
https://twitter.com/propateer/status/794832797735075840



◆11月
ガルパン最終章の発表がある。朗報。
高井研一郎先生がお亡くなりになる。そして高井先生が描いた二川さんの出版記念会のうちわを見て、10年前のことだったことに震えを禁じ得ない。
https://twitter.com/propateer/status/798119106603937792
・『この世界の片隅に』を観てなぜだか涙が止まらないマン。クラウドファウンディングに参加していなかったことを後悔するという感覚に襲われて自分でも意味が分からない。
https://t.co/mpbvWDUNaZ
・高尾山で酔う。(マス酒が売っていた)
ガルパン劇場版見納め(11月20日)。
・ゆうきともライブレクチャー。とても楽しい。あと教え方に無駄がない。すごい。
ガルパン劇場版リバイバル上映
https://twitter.com/propateer/status/802809489598529536
 ずるいwww 1週間じゃねーかwww
https://twitter.com/propateer/status/802852797796392960
https://twitter.com/propateer/status/804172414502322176



◆12月
・『ガルパンで学ぶ英語』第2版が出る。修正内容はマウスに乗っかられているときの桃ちゃんの台詞を、絵コンテ集の記載を見て修正しただけという。ていうかなぜ100冊以上売ってからそんなことを…。
・科学博物館に来た。https://twitter.com/propateer/status/805284442482700288
ジョジョ、バイツァダスト、どう倒すんだこれ、と不安になる。
・競女がすごい。アツい。あと自分の知らない日本語がバンバン出てくる。「尻ガトリング」「尻数の多さ」「K(kuikomi)-Acceleration」「金剛尻」「軟尻体質」「乳催眠」ときて、締めに「尻が追ってくる!」ですよ。何だこの言語感覚。
https://twitter.com/propateer/status/812082477556563968
・久々に東日本大震災のときの、あすぱらさんところのチャリティー手品をいくつか見直す。みんなうまいよねえ。
・フォース集
https://twitter.com/propateer/status/806730166588182532
https://twitter.com/propateer/status/806730861563416580
https://twitter.com/propateer/status/806731643914326017
・長谷和幸さんのレクチャー。
ゲームマーケット初体験。色々ばかすか買ってしまう。
ジョジョ4部。控えめに言っても最高だった。
・競女。最終回のアツさときたら震えた。これ実際ストーリーラインは王道少年漫画だと思いました。
・『この世界の片隅に』を再度。2回目だし大丈夫だろうと思いきや、前回と違った個所でもボロボロ泣く。なんでだ。
ボードゲーム会。BASARIとAcquire。どちらも名作でした。
・T君が仕事と私生活に加えて手品本の締切に追われてげっそりしていた。「僕は趣味の本なので無理のない感じで好きなときに出せばいいと思ってたのですが、出版というのはそうではないそうです……『12月に出ると言ったな、あれは嘘だ』(CV:玄田哲章)」 ホントに嘘だったですねw 2017年1月12日発売。
コミケ。Beeさんのお店の売り子での参加でしたが、壁サークルに並んで、買い物済ませて戻ってきたら完売しており、何も役に立ってずに終わる。競女の「尻の限りを尽くす」Tシャツが買えなくて涙する。