教授の戯言

手品のお話とかね。

ゆうきさんが・・・


ゆうきさんのブログがちょっぴりダークでした。よほど腹に据えかねる事が蓄積したのか、いつもより辛辣なコメントを。


>あるサイトでは 「マジックの能書きを語らせたら日本一」 などと、
>ずいぶんとまあ、親しいわけでもないのに失礼なことを書かれたりも
>しているようですが、ま、向こうは自覚症状がないみたいですし、
>いわゆる 「バカの壁」 ですから何もいいません。
基本的にはもう関わりあいたくありませんので。

ちょwwwゆうきさんwww

あるサイト、というのは検索の結果、プリンあらもーど会のマジシャン紹介の項(http://megalodon.jp/?url=http://www.w0o0w.com/prialamagic/magicians.html&date=20060530140051)かと思われますが。まあ「能書き」という言葉そのものが持つちょっと"理屈馬鹿"的なにおいを嗅ぎ取られてのコメントかと思います。これもプリあら会のコメントが「マジック全般に関して造詣深く・・・」くらいであれば、ことこの文言に関しては問題が無いというか、礼儀をわきまえているという事になるのでしょうが、やはり「能書き」といわれると"理屈馬鹿"呼ばわりされている感が否めないのかもしれません。うん、確かにこれは庄司さんあたりが書くならともかく、一般紹介で書くにはちょっとアレな表現かもしれませんね。ゆうきさんは勿論いい意味で含蓄深い方だと思うんですけど。で、締めがこれで↓。

>「まだ若いみなさん」 は、自分の書いた(公開した)ブログ
>(特にレビューなんぞ)を、数年たって読み返したときに、 
>「ぎゃーあああ、は、は、はずかしいいいいいー」 となれば、
>それはまだ見込みがあるわけで、成長している証となるわけです。
>まあそれを楽しみに、末永く続けていただければと思う次第です。

うは、私も書いちゃダメなのかなw まあ私も自分の文章を読み返して「ああ、このとき疲れてたなー」とか「読みづらい文章書いてる」などと思う時は多々あるんですが・・・。で、最初のはともかくこの辺になってくると、よっぽど嫌なことがあったのか勘繰りたくなります。少なくとも私のよく行くレビューサイトやら掲示板では、あとで読み返してもそこまで”イッチャッテルレビュー”は見ないですし、ゆうきさん(のレクチャー)に関しては、概ね非常に好意的かつ高評価で占められていますが。ゆうきさんに個別で来るメールには、かなり無礼なものが含まれているんでしょうかね・・・。

>このスペースが、どなたでも覗けるものであり、公開されている段階で、
>いわゆる「公」の場であることは間違いありません

この辺が非常に難しいところです。ゆうきさんのお考えを知る事が出来たり、MMLや演目の補足一考が書いてあったりするのはイチ読者として非常に楽しみなのですが、今回のような内容はいわゆる「チラシの裏」的なことであってあまり表立って書くべきではないと私は思うのです。内心どう思ってるかはともかく、「公」の場と認識しているところにこの手のことを"書いて"残してしまうのは、サービス業の人間としてはあまり好ましくないのは自明です。正論も書いておられるのですが、基盤がどうも感情から成り立っているような文章だったのが気になりました。本音を垣間見るのは楽しいと言えば楽しいのですが、ゆうきさんと言うレクチャラーを私淑する身としては、ちょっと心配な記事です。「あなたに心配される覚えはありません」と言う感じだとは思いますが・・・。

(追記:あとでForesightにあるゆうきさんのコメントを読みました。どうも"世間全般の迷惑な人に言いたい"、というより"特定の無礼がどうにも腹に据えかねてしまった結果の文章"な模様。やっぱりといえばやっぱりですが、ゆうきさんほど著名な方になると、妙な気苦労も絶えないのですね。ご愁傷様でございます・・・。)



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おまけ・久々の実家での姉との会話:
姉「ちょっと前、同僚たちとマジック見に行ったよ。凄く面白かった」
私「演者は誰だったの?」
姉「マジシャンね。えーと、あのほら。”コンプリート!”っていうキメ台詞の人」
私「・・・?・・・!ヒロサカイさん!w」
姉「でもその台詞言わなかったし、テレビとはちょっとキャラクター違うんだね。騒がしくないけどコミカルで不思議だったよー」


どうも帰途に同僚の方から「テレビに出てたDr.レオンってあの人だよ」と聞かされたらしく。Dr.レオンのあの(微妙な)キメ台詞も、姉のような一般視聴者に対してキャラクターの印象付けに一役買っていた模様です。と言うか姉があの番組をきちんと見ていたところが驚きです。「時空を捉えました!」