教授の戯言

手品のお話とかね。

ハワイ#2

■10月25日■ ハワイ島日帰り溶岩ウォークナイトツアー(0930集合0940出発)

本当にまりほりを全部見るとは思わなかった(現地時間午前2時頃完了)。宮前さんみたいなキャラは好きだ。いい子だよなあ…。朝は腹痛で少し早めに起きたので、Gregory Wilsonの「Pre-Cap」をおさらいしていた。最近「Pointless」って言う名前で出てますよね。あれルーティーンは同じなのかな。ギミックだけ売って欲しいんですけどね、これ。出掛けに、エクストリームラブプラスをやるならはじめとかないとな、ということでラブプラスを開始。そんなことに現を抜かしていたら出発直前にパスポートが見つからなくて焦る。

0940宿泊ホテルから回収され、他の参加(若い…といっても私よりかは年上っぽいカップル1組。旦那さんは内科医らしい)と共に空港へ。チェックインしてからが長い。90分程度待った。その間グレイシャッフルの練習とラブプラス。しかしまさか丹下桜に自分の名前を呼んでもらうことに、あんなにも破壊力があるとは思わなかった。40分ほどでハワイ島に到着。案内役のアンソニーさん登場。3人しかいないこともあるのだろうが、非常にフランクでノリのいいお兄さんだった。なお、オレゴニアンと青森県人のハーフらしく、日本語ぺらぺらである。ヒロというダウンタウンあたりで、津波の時の話やリアル鬼ごっこ(何でも我々が行った今は公園になっているところに、裁判後捕まる前にたどり着ければ罪が許されるというルールがあったらしい。ちなみに辿り着けないと死)の話、それから適当にぶらぶらして私はエコバッグとクッキー、コーヒーを購入。その後ロコモコを食べたが、アンソニーさんの言う通り別に旨いものではなかった、というか量が多い。臭みのある牛肉とやや癖のあるグレイビーソースはハマれば癖になるのかも。

その後はキラウェア火山国立公園。荒涼とした風景で、世界の果てみたいだった。スケールがでかい。幾つか盆地を見たあと時間があったので溶岩洞窟へ。普通の観光で行く照明整備済みコースの後の、真っ暗の方(約300メートル)もいってみた。洞窟は音が反響せず中々に怖い。御巣鷹の地下に潜ったときを思い出した。洞窟を出たら雨がぱらつき始め一路カラパナへ。途中で後ろの二人が寝ていたのだが、なぜかアンソニーさんとアニメの話題で盛り上がる。ハワイ島まで来て「戦場のヴァルキュリア」とか「ガンダム00」とかないだろうとw 話を聞くと、元々鶯谷に住んでおり、アニメも数年前から引きこもりながら延々と見ていたらしい。「菅野よう子」とか「R.O.D.」とか「エスカフローネ」とかで盛り上がるそんな火山手前。あだち充の最高傑作は「ラフ」という点でも意見の一致を見た。

火山到着。こっちの火山は非常になだらかなので全く上っている感じがしない。ちなみに私は熱々の溶岩の近くを、熱気ムンムンで歩くのを想像していたのですが、カナリ冷えたやつの上しか進入を許可されていなかった。ある意味しょんぼりです。しかし、アンソニーさんも驚くほどこの日は水蒸気が出ており、所々で白い蒸気がもくもくと上がっていた。ついでに横を見ると森が燃えていた。「絶対今日はなんかあると思うんだよ。ここんとこ、こんなの見たこと無いもの。ちょっと早めに海岸の方に行こう」というアンソニーさんに連れられ、徐々に日が落ち始めた中、奥にある海岸へ向かう。そこからは割と水蒸気がよく見えるポイントらしい。行ってびっくり、ここの所落ち着いていた活動がどうも突然活性化したらしく、近年まれに見る噴火ぶり。アンソニーさんがやたらと盛り上がる。「このコース200回くらいは来てるんだけど、こんなにバンバン出てるのなんか初めてみたよ!凄い!」確かに、TVニュースとかでは見た事のある噴火ですが、そこそこの近距離で生、しかも水蒸気と暗闇のコントラスト、凄かった。写真と動画をとりまくる。ついでに噴火をバックに凛子ちゃんと会話しました(写真・動画付)。
本日のエクストリームラブプラス:ハワイ島カラパナ地区・溶岩を噴き上げる日没の海岸にて 達成!

繰り返しになりますが、日が落ちてからの溶岩噴出は本当に美しかった。やや雨がちになってきて星空は見えなくなってしまったけれども、本当にベストのタイミングで溶岩を見ることが出来た。あと1時間早くても遅くてもあんなに綺麗なのを見られなかったのかと思うと、日頃の自分の不幸振りを神が清算してくれたということか。

オアフへのチェックイン直前に弁当をかきこみ、ヒロ→ホノルル。2220ホテル着。