教授の戯言

手品のお話とかね。

セロの特番

帰宅してから、本日放送のセロの特番を見ました。やっぱ凄いです。いや別にカメラトリックがあるんじゃないのだとか、観客がサクラ一杯じゃないのかなんてどうでもいいんですよ。テレビでやるならあれくらいのをやらないと。
そしてやはり、細身長身のタレ目、かつ片言っぽい日本語という、色男の基本に忠実なセロは素晴らしいタレントの持ち主だと思った次第。勿論、ごく単純というか手品っ子にはよく知られたトリックも、演出次第で物凄く輝くなあと、番組ブレーンのチョイスもかなりハイレベルだと思いますが。セロもまたマジシャン役として素晴らしい。

で。国内でやったトンでもねえマジックの数々もいいんですが、ネパールで子供たちに見せていたものが実に良かったです。トリックそのものはそこまで奇を衒ったものではないのですが。私はああいう"相手が純粋に驚いたり面白がったりしてくれる"のに憧れてまして。鉛筆を復活→ビッグ鉛筆へのチェンジや、切ったリボンの復活、なんか小さなキャンディとかチョコとかどさどさでてるやつ(番組としてはさくっと飛ばしてましたけど・・・)など、ああいうのがいいです。ハイ。


今まで手品やっていて一番気持ちよかったのは、やはり海外でやった時。中国奥地の空港で遅延した飛行機を待つ間、子供相手に指輪と紐の手品をしたときですかね。面白がってもらえたなー。あー、また海外行ったら手品したいなあ・・・(仕事漬けの昨今からの逃避)。