教授の戯言

手品のお話とかね。

ノロウィルス的吐き気


クリスマスの前日(イブ=前夜 というほど遅くではない)に女性と過ごしているという、人生の中でもかなりレアな体験。デートとかかっこいいものではなく、新宿食い倒れツアーですけどw その女性は会社の愚痴に執心しつつ「ディープインパクトが勝ったかどうか」を気にし続け、私は私で週末から体調をガタ崩しでして、会話をはじめ総じて反応が今ひとつ鈍いという珍妙な取り合わせでした。しかし昨日の新宿は人多すぎ。人ごみが嫌いな私にはかなり耐え難い状況でした。でもまあ食事は旨かったので満足。


その後、曙橋の知人の家で2時間ほどだらだら過ごす。サンバダンスやジャグリング、最近はブラジルの何とかというタンバリンのような楽器を練習しているステキガイなのですが、彼の会社は25日が仕事納めだそうです。羨ましい。Macの3D処理能力の高さを活かしたGoogle Earth遊びがやはり楽しかったです。プチ脳内世界旅行。

この知人もゆうきとものMMLを購入しているんですが、サンバダンスなど他の事に注力しているせいであまり手品はやってはいないような気がします。で、ふと思い立って先日の日記で書いたオイルアンドウォーターをやってみたのですが、一言「地味ですね」。・・・いや、確かに地味ですわな。「よく考えると不思議なんですけど」これは私のプレゼンテーションのまずさが露呈w OWはやはり、視覚による状況確認に重ねて、ある程度言葉でも誘導(というか確認)をさせないといかんなあと言うのを痛感しました。そもそもとして、少ない枚数で行うマジックは総じて難度が高い気がするのは気のせいか。いや絶対間違いない気がする。

そのまま終わるのもなんか悔しいので、最近練習していたリバウンド・クイーンズ(ゆうきとも)をやってみると凄く好評だったのもちょっとへこみました(練習量はOWの方が圧倒的に多いが、観客はそんなことは知ったことではありませんw)。

手品も10年弱やっていればある程度の技法素地は出来ているため、(細かなプレゼンテーションを除けば)トリックを一通り演じられるようになるのに時間がかからなくなっています。「あ、ちょっとは成長しているかも」という体感は非常に嬉しいものではあるのですが、ただやはり最近「学び」そのものが散漫になりつつある感が否めません。「ペットトリックにしよう」とカテゴリごとに決めたものは、継続的に練習をし続けていくといったスタイルを、まじめにやらんとなあと思う昨今です。とりあえず袋卵とかですね。クラシックマジック事典の小谷さんルーティンはかなり好きなのですが、ギミックの特性上、解説が分かりづらい。毎回混乱して吾泣き濡れんって感じで終わってます。しくしく。マスターするのはいつの日か。


それはそれとして。アマーのビデオを見て勉強していた頃のように、一度「トランプの友」シリーズは、全部テキストに落として自分の手順確認に使えるようにしたいと思いました。他の方はどうか知りませんが、私は自分で10〜30ステップくらいに区分けした手順書を作らないとイマイチ覚えがよろしくないので、学生時代からこんな手法をとっています(勿論これにきちんと手順を何度もさらうというプロセスがつくのですが)。目と頭だけで修得した物はちょっと忘れやすい気がしてなりません。自分ノートの作成はなかなかオススメです。