教授の戯言

手品のお話とかね。

赤ペンアンド黒ペン

▼奇術研究のVol.2が出ました。野島さんの「タイニィウォーター」はパケットトリックとしてとてもよく出来ているなあと思った次第。

ではたまにはオリジナル手順をやりますか。「ほーら、bicの赤ペンと黒ペンがアンチオイルアンドウォーター状態に!」(写真) とかね!…ハンズ帰りに一人でやってしまいました。・・・しょ、しょうがないじゃないですか、「Pre-Cap」練習するよりも工作してるのが楽しくなってしまったんですもの。元のやつ1本に、自分で作った赤と黒2本ずつ、計5本のギミックペンが手元に。…邪魔だw 一本の原価、800円弱くらいですかね。ただ、現物と比較してちょっと力が弱い気がします。例の材料だけハンズで買わないで通販で買えば多分半額以下で出来ますが。

あと更に学んだこと:
「赤い方はおしりのキャップが少しだけきつい」「ヤスリで削るより、使い捨てメスを使った方が表面が滑らかになる」「使い捨てメスでうっかり指に触れると物凄く出血する」以上です。
なお赤い方はペン先の形状が違うタイプがあるんじゃよー(それだと出来ない)。材料的にはあと1本半作れるのですが、あれを二つ使うとかすればもう少し力が強くなるのかしら。今度やってみましょう。



「Hey presto!」にもありましたが「Torn too」のデモ、あれは私も初めて見たとき「お前は私を笑わせたいのか」状態でした。彼、ホントにもっさりしているので、ああいう見せ方しなきゃいいのに。もっとワイルドにやるとか。
前作「Torn」の時も「何でラストにカメラに迫ってくるんだ」という、狙ってやってるとしか思えないアレな映像演出がたまりません。いや、かっこ悪いですよ、申し訳ないんですけどw 「Torn too」って、紀良さんの「リ・コーナー」と同様の現象ですよね。以前映像見ていてやり方を思いついたんですが、手法も一緒なのかしら(私の想像が「リ・コーナー」の本当のやり方と一緒かは知りませんけど)。

しかしYoutube凄い。上記の「Torn」のところの"他のオススメ映像"見ていたら、少年がネタばらしをしてたりとか。なにそのある意味親切設計ぶりは。

あと、1片ずつ卓上においてから1枚ずつくっつけ復活、ライターであぶると折り目が消え、更にサインをあぶるとサインまで消えてしまうやつとかもありました。もうワクワクしながら解説見たら完全な映像トリックでしたけどw(画面外ですりかえたりとか) 私の純情を返して。 

そのような流れでなんとなくT&Rを久々にやりたくなり、John Lovickの「The Reparation」を見返して練習。部署異動になったので、前の部署の名刺を練習がてら破りまくりです。ただ問題があって、名刺の裏面には表と同内容の英語表記が印刷してあるのですが、Lovickの方法だと最初につなげるピースが違和感が出てしまうところ。自分でやってて「アレ、これ間違ってる?」という。でもやればやるほどよく考えられた手順ですしオススメ。「Torn」や「Unripped」とか「TnR」など、最近流行のものはやったことないので、きちんとした比較は出来ないんですけど。差がはっきり分からないんです、ショップの説明だと。タネに触れてしまうとはいえ、難しいところですね…。

上記を見ながらJoshua Jayの「Talk about Tricks」に出てたスキンヘッドメガネ男性、Lovickに似てたよなあと思って見返したらまんまLovickでした。ロンゲで月代スタイルという、なんか落ち武者みたいになっていた「The Reparation」の頃より、最近の方がいいと思いました。



「De'ring」が欲しいんです。「Telethought Wallet」が欲しいんです。「フォーシングパッド」も面白そうだなー(再入荷しないのでせうか)。shadowさんのブログは購買意欲をそそりすぎていけません。
で、そのような折、elmwoodmagicで"$100以上お買い上げで色々プレゼント"というセールがあって、わくわくしながら上記の一部を含めてカートにぽいぽい放り込んでいたのですが、プレゼントが全部Jay Sankeyネタだということに気づいて一気に冷めてしまいました。なんと失礼な私w でもサンキーなんですよ。


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さて、ルセロのショーに、行ってきますわ!おほほほほ!「土日の間にお願いします」という見積もり依頼を見なかったことにしてね!
てってオイ、ああ、シャーリーが!シャーリーが!なんか嫌な予感はしたんですよ!サブキャラは目立つと…。うっうっ。シャーリーほんとにいい子なんですよ。