教授の戯言

手品のお話とかね。

「Fate」

2/12(金)、『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』見てきました@新宿武蔵野劇場。会話の流れ的に渋谷だと思っていたら新宿で、しかも誘ってきた知人がチケット確保しているものだと思っていたら全くそうでもなく。前日に借りた「伊集院光のでぃーぶいでぃー」を返しに渋谷に行ってなかったら、チケット入手的に色々面倒なことになるところでした。友人の手際の悪さに落涙。行ったら行ったで割引券は印刷してあったり、空席一杯だったりして余裕ではあったんですが。

内容。えーと総集編と言うか、凛ルート名場面集。凄まじいばかりの「一見さんお断り」ぶりが実に清々しかった。凛の声はやはりもう少し低い方がいい気がする。どうしても植田さんの声は可愛さの印象が前に来る。あとアーチャーというか諏訪部さんの声はカッコ良過ぎ。そして更にそれを上回る中田譲治さんの声のカッコ良さ。冒頭にジョージが出てきて喋り始めた時、重低音でお腹がムズムズした。

そして冷静に「音」というか「声」で台詞を聞くと本当に厨二だ。…恥ずかしいけれど、ちょっぴり、快・感w えちシーンをああいう風に回避するとは思わなかったが「なぜ脱ぐ必要があるんだ」と見終わってから気づいた。あれだったら別に士郎を腕まくりさせるだけでいいじゃないかw そこはあれか、劇場に来た"おおきなおともだち"のためか。もっとも劇場内には"おおきなおともだち"しかいなかった気がするけれど。あとはそうですね、セイバーの無意味に色っぽい喘ぎとか、無駄にチカラの入った汗の滴る肌グラデーションとかもポイント高いですね。

アーチャーの特殊能力である固有結界「無限の剣製」、見渡す限りの一面の荒野にびっしりとあらゆる剣が突き刺さっているという、心象風景の具現化世界でありますが、そのシーンを見ながらふと、「あすぱらさんの固有結界は、見渡す限りの荒野にあらゆるデックが突き刺さってるのかなあ」とか妄想をしておりました。さしずめ私の固有結界は「おーいお茶 濃い味」が林立する"カオスな世界"と見た。

ていうか本当に良かったよ、最後のアーチャーの笑顔! …と、凛の絶対領域。あのスパッツがほんの少し太股の肉を締め付けている感じがいいんだよ。「作画上、一直線にしちゃあだめなんだ。スパッツの端部分には僅かな慎みを、この一仕事が重要だと、京都の和菓子屋の主人が教えてくれた!」 (※美味しんぼ「菓子対決」の際の「和菓子の甘さは干し柿を越えちゃいけない」という台詞を活かそうと思いましたが分かりやすく失敗)

あの時間で全部やらなきゃならないとすればこれでも仕方ないですけど、正直ゲームやるなりアニメみていない人には絶対ついていけない。ということで10点満点で5点ないし6点くらいかな。とにもかくにも話が早すぎる。やっててもついていけないレベルの、リアル総集編というかか名場面集でしたw

大体のキャラがあっさり描かれているのに対して神谷さん…じゃなかった、慎二君の変態ぶりに関してはかなりきっちり描写されており、あんな神谷さんの演技、腐のおねえさま方が聴いたら悲しむよきっと、と思いました。椅子に縛られたまま床に転がされて抵抗できない凛を舐めずりまわしたり。いいなあ。 …。 …演技がですよ!?他に何が羨ましいというんだね、キミ。


何はともあれ川井憲次の音楽が最高であり、サントラ欲しいもの也。あと劇場で流れていた「disillusion」のアレンジがこれまたかっこ良く、編曲見たら宮崎歩さんだった。マシュランボーのOPってこの人だったよなあ、確か。サビ部分とかいまだに印象に残っています。それはさておき、劇場版Fateはサントラ出ないのかなあ。

                                                • -