教授の戯言

手品のお話とかね。

「涼宮ハルヒの消失」

▼2/14(日)、「消失」観てきました@豊洲。ここは設備が結構好きな映画館。綺麗だしゆったり。なお昼間は東戸塚にてドミニオンをやっていたので、そこからの移動。豊洲へ向かう電車中、全身ピンク基調、ピンクストッキングにゴスロリ系アイドルが持ってそうな白とピンクのケーキ型バッグ、耳付き毛糸帽子装着のおじい様を川崎にて目撃。

予告編で「銀魂」が流れてきたときにはなぜか会場に笑いが。ぱっつぁん声しか出てないし。

▼本編は特盛り160分!が、あまり長いと思うことなく楽しめました。万能キャラ的な性能観点で長門は好きだったのですが、気弱な文芸部員としての長門も…いいものですな!

これもこれで初見では人間関係・出来事関連の理解はきついとは思うのですが、非常にきっちり作られていたと思います。無駄にぬるぬる動くシーンとかもぞわぞわしました。BGMはいかにも劇場用だなーって感じの非常に洒落た雰囲気でしたし、背景大好きっ子の私も大満足の美しい背景作画。

キョンの台詞ではエラーの蓄積を「感情」という言葉で表現していましたが、そういう総体よりはやはり「好き」って部分のことでしょう。敢えてそうは口に出さないのか、出せないのかは不明ですが。いいなあ、ドキドキだなあ。たまんねっすね。深層心理はともかく、あの見えているものが全てだとすれば、間違いなく私はenterキーを押さないね!



▼サントラの話。「音楽良かったら劇場でサントラ買おうかな」と思いつつ、劇場着いた頃にはテンション的に既に買う気満々になっていたのですが、そもそもそこでは売っていなかったというガッカリぶり。帰宅後すぐに密林ぽちでした。

で、届く前日にネットでこんなスレを見て、「け○おん BDを他人に見られるとか、どんな恥辱プレイだよ!w 密林ひどすぎるw」(いま思えばひどいのは宅配業者な気もしますが)とか笑っていたのですが、その翌日にまさかの事件が。

自宅ポストにAmazonの箱というか封筒が入っていました。「お、ハルヒサントラ届いてる!」と思って取り出すと何かメモが貼ってある。なになに、"すみません、私のポストに入っていたので間違って開けてしまいました" 

…。

……え。 

…待て待て待て待て!?w 



私の場合はあのスレとは違い、途中で間違いと気づいてもらえたようで、中身は見えないレベルの端っこだけの甘開封でしたけれども!良かった、本当に良かったw 情報統合思念体は一般人にヲタ的買い物内容を晒さないという気配りも忘れないようです。世界は救われた。

消失サントラ、「優しい忘却」入ってないのですね…。作品サントラって、主題歌も入れてこその完成だと思うんですが。しくしく。あの歌はいい曲なのになあ。「個別にお買い求めください」商法か、チクショウ。なおEDロールでも思ったのですけど、オケ協力に松尾浜口多田とステキ先生たちが揃っておられる。 極めて素敵でした。何曲かを除いて、オーケストラの具合も変に華美に寄らず、そのまま聴かされたらアニメサントラとは全く思えないしっとりとした雰囲気です。実に上質なBGM盤でございました。

サントラジャケットより。やっぱ長門可愛いよ長門



あと「バイナリィランド」というイメージが異様に強かった例の曲が、サティの「ジュ・トゥ・ヴー」というタイトルであることを久々に思い出しました。ホントにクラシック好きなのか、私。
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