教授の戯言

手品のお話とかね。

ぼくのなつやすみ2011-2

12/6(火)、「朝起きたら全部回復してないかなー」と思ったけど、やはり足は痛いままであった。朝御飯食べて身支度を整え出発。富士山がよく見えた。なお天気予報で午後の降水確率が50%となっていたので、休憩を少なくして早く進もうと思ったりなんかしちゃったりなんかして(広川太一郎風に)。本日の目標は沼津、ないし静岡。いや、脚が回復しなかったら沼津(御殿場から25kmくらい)で泊まろうという考えなのですな。出発して気付くが、御殿場から沼津は完璧な下り坂で、ぶっちゃけ漕がなくても進む。神は我らに下り坂を与え給うた、と大変嬉しく思ったが、前夜を思い出して「こうでもなきゃやってられない」「全ての上り坂を、生まれる前に消し去りたい。全ての宇宙、過去と未来の全ての上り坂を、この手で!」とか思いつつビュンビュン下りました。下りかけの所でなんちゃらという風穴があったので、ちょっと寄ってみようかなと行ってみたらまさかのお休み。もう「観光とか余計なことしてんじゃねー」という天の声と思うことにした。



1時間かからずあっさり沼津に到着。下りのきつい所で出た"自転車で54km/h"、これは体感的に凄い。くしゃみで体勢崩しただけで死ぬんだこれ、とか思ったらドキドキした。あまりにあっさり到着してしまったので、じゃあ取り敢えず雨降るまで西に行こうと思い、大岡駅の手前で1号線に切り替えひたすら西進


道の駅富士(下り)で釜揚げしらす丼食べてまた進む。あ、確かその手前のニトリあたりにスポーツ全般扱ってるでっかい店があったので、予備チューブと飲み物を仕入れた気がする。13時8分、富士川通過。天気悪い。


そこから約1時間ほど来た所で雨が降り始める。防水防風ジャケットを着用して進むが、かなりひどくなってきたので、興津近辺のちっちゃなトンネルにて雨宿り。雨の日はチャリに乗るもんじゃない。あと相変わらず防風防水ジャケットはいい働きぶり。いい買い物した。しかし雨足は強まるばかり。最早名古屋はおろか浜松すら行かないで今日帰ろうかなとか思い始める勢い。また雨が強くなった(Kalafina風に)ので音楽鑑賞にする。「トンネルのなか、意外に寒いナリ…」。知り合いのお寿司屋さんの大将から「修行?w」とかコメントが来て、「ああそうか、これは休暇じゃなくて修行なんだな」と思いなおす。結局1時間くらい、羊羹食べながら降りしきる雨を見ていた。やたらホコリっぽくて座れないので立ちっぱなしでありました。完全に止むのを待ってるのもアレなので出発。静岡までは約15km。



その後、地味に雨も上がってきて、17時頃静岡市役所前に着く。というか検索するときに静岡市、とやってたら市役所に着くことを初めて知る。駅前で検索して、静岡タウンホテルを予約、なんとか17時15分頃到着。



脚がめちゃくちゃ痛かったので、マッサージに行く。待ち時間が1時間ほどあったので、コンビニで「よつばと!」と「どげせん」と「拝札人 斬」を読んでから再度向かう。マッサージのおじさんはかなり上手かったと思う。その後ホテル前の居酒屋に。海鮮を食べたかったので行ったのだけど、ここがカウンターとかが無いお店で、簾で仕切られた8人席(4人席x2)に通される、一人でw 全員にすっぽかされた幹事みたいw 超寂しい、っwうぇっうぇっっw 一人であることを良い事にひたすら黙々と飲み食いしてひとり「孤独のグルメ」ごっこ。「おでんに青海苔!こういうのもあるのか!」 食い過ぎなくらい食べてホテルに戻る。で、案の定食い過ぎて気持ち悪くなったところで二日目終了。もうこれ、絶対明日の浜松到達を以って終了しようと固く決意す。



本日の走行距離、83.9km。今日の絶望ポイントは雨が降ってきた所。意を決して小雨のなか出発したら、潜んでたトンネルから50m離れたところにイオンを見つけたときは殺意を覚えた。寒いトンネルで震えながら 羊羹食べてたのに。ぐぬぬ。というか今にして思えば、なんでちゃんと周辺を検索しなかったんだろう。答え、雨が激しく降っていたしトンネルから出る気がしなかったから。