教授の戯言

手品のお話とかね。

懺悔

神さま、明日朝から参加する「会社のかわいい後輩たちの結婚式」よりも、久々に会う「退社した同期との洒落たディナー」よりも、式が終わったら真っ先に行こうとしている「人生初・ミスターマジシャン」を楽しみにしている、罪深き私をお許しください。



年明け早々、交通費と祝儀と手品と食事と宿泊で、10万円くらいが一日に飛びそうではありませんか。他人の幸せを寿ぐためにわが身を削る。…現代版「幸福の王子」といえましょう(言えないわ、というツッコミはともかく、子供心にもあの話はあまりに切な過ぎると思ったのですが…)。

数少ない実地経験から作り上げられた私の中の「大阪」はというと、パワフルなおばちゃんとたこ焼きと道頓堀、語尾活用にアホボケカスというフレーズを付ける人が数多く存在する、などという実に偏ったイメージしかないので、行くだけなのにちょいとどきどきします。脳裏に走馬灯のごとく蘇る記憶。

「はじめまして、東京から参りました、きょうじゅと申します」
「うっわ、なに自分のごっつぅきしょいイントネーション!みんな、東京弁やで!www」
「…どもー、きょうじゅ言いますー、ぼく東京からきましてん」
「!関東のモンが大阪弁使うなや!」 

じゃあ何語で喋ったらいいんだ、あなたとは!東北弁か!w 
とまあ、本当に恐ろしいところだったですね、大阪は。とはいえ、うどんは関西風の方が遥かに大好きだし、なぜか親類縁者に関西系は一人もいないのに、きつねうどんをけつねうどんといってしまいがちだったり(自分でも理由が分からない)、今は野球そのものに興味がないのですが、昔は阪神タイガース一筋だったのはなぜなんだぜ!あ、アリスの某シミュレーションゲームも大阪が舞台だったなあ。それのせいで、大阪に恐怖感を抱く割になぜかひらパーを知っていて、関西出身の知人と喋っていたときに訝られたりもしたという思い出。そんなこんなで、今年もよろしく教授の戯言(富井副部長に追い掛け回される山岡をバックに、着物姿の栗田さんコメント的イメージ)。

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ふとググったらけつねが訛ってきつねになったという説も。勉強になるなあ、Wikipedia。…ほんとかなあ。

「きつね」とは本来、「けつね」からの転訛である。御饌神(みけつかみ)が祀られた稲荷神社で広まったとも言われている。