教授の戯言

手品のお話とかね。

首都圏外郭放水路見学

▼某所で記事を見かけ、14日が無料見学OKデーだったので、はるばる南桜井へ行ってきました。増水した河川から、ある程度の水を地下の本施設に流し込み、ポンプの力で別河川に分散させるという治水設備です。昔TVで都内の施設を見たことがあった気がするのですが、一度生で見たかったのです。こういうのを見て、何も考えずに電車に飛び乗れてしまう勢いが、ナニユエ普段のパブリックな方の生活では発揮されないのかが分かりません。
南桜井のバス停では雨に降られ非常に寒かったのですが、地下施設は中々に壮観でした。色々撮影はしてまいりましたが、要は地下の広大な空間なので、何時間もいる場所ではないという感じです。サンシャイン60程度の体積の水を流せるらしいのですが、サンシャイン60の体積が分かりません。広大な地下空間に2mx7m18mの楕円柱が59本、1本500t?ビッグスケールでした。中でフルート演奏とかもやっていました。照明が消えたら凄く怖そう。

地上に出て腹ごしらえ。ゼリー焼きというのを見て興味本位で食べてみましたが、中々に。名前だけ聞くと「一体どんな食べ物だよ」と思いませんかね、これ。ちなみにゼラチン質を伴った焼き菓子…ではなく、ジャガイモとおからを練り合わせ、ねぎ等を入れて小判状にして焼いたから銭焼き、訛ってゼリー焼きだそうな。行田名物B級グルメらしく100年の伝統らしい。焼き芋を買って帰る。

▼「マブラヴ」から「オルタ」に入っていた友人がついに総合戦技演習→PTSDシーンに到達したらしく、レポートに短く「きた。」とだけあって、心の中でガッツポーズ。もう彼がそこに到達するのを今か今かと待ち構えていたのでございます。ここからだ、燃えと泣きの本番は!影山ヒロノブの「翼」が始まってからなんだ、スタートは。

▼行きの電車からようやく「午前零時のサンドリヨン」を読み始め、往復でちょうど読み終えました。昔より読むスピードが落ちている気がする。
で。

これ続編と漫画化はいつなんですか。

チキンハートな女の子だから"とり の ハツ"なのか。最初読み始めたとき、ミステリ版ハルヒなのかと思うような文体で悪い意味でどきどきしましたが、後半はそのにおいが薄れてきて一安心。やや気弱なキョンと、手品が出来てやや喋る長門かと思った。そして読んでいるときには色々思ったのですが、最終的には"酉乃さんが美少女で本当に良かった"ということでいいです。手品だけがアイデンティティとか、間違いなくろくな大人にならないし、そんなものなんか無くても美少女は正義なんだと、声を大にして申し上げたい。変態的主張。
八反丸さんは遠藤綾さん、おニューは桑島さんで脳内再生。十九波さんはマダオでポチは…ぱっつぁんとかでいいや。…別に須川くん(ポチ)を日野ちゃまにして、初はくぎみーでも一向に構わんッ!(さすがにそれはダメな気がしてきた) あ、いや待て、私イチオシの飯倉さん名台詞「今デュプリケートのエースをパームしたわね!」はむしろ桑島さんに言ってほしいような気がする。南里侑香さんとか小林沙苗さんかなあ。
飯倉さんといえば、本作で最も印象的な飯倉台詞「魔法なんかない。それはマジシャンのアンタがいちばんよく知ってるくせに」は実にいい。ああいうことを言ってみたい。ついでにパームする瞬間のマジシャンの腕をつかむとかも。
これが、"本当は彼女こそが真にマジックを愛していて"こその台詞、だと重いんですけど、彼女の場合はそうじゃないのがまた悲しいというか。あれはむしろ別ストーリーで、初が目を潤ませて感情を昂らせながら先輩マジシャン(誰だ)に言わなきゃ。…どんな話だろ。
「わかってないな、君は。本当に"あるべき" "あって欲しい" だからこそ我々がいるんだ。魔法がそこいらにあってしまっては、マジシャンの出る幕はなくなってしまうだろう?」「えっ?」「現象やトリックじゃない、観客の心の中に起こす奇跡こそが、"魔法"なのさ。ゆえにどこにも無いとも言えるが、どこにでもあるとも言える」「ぬう、天晴れ!見事な領解である!」 …なぜ途中から禅問答。
※領解(りょうげ):仏教用語。理屈でもなく心でもなく、身に受けとめることができたという境地。…たしか。

デックをぶちまけられて呆然と立ち尽くすポチと初。描写は無いけど、このあと動かない初の傍らで、ポチが1枚ずつカードを拾ってはデコピンでホコリ落としてまとめて渡したんだろうなあ。ステージカードの練習とかリハのあと、拾う作業が無性に惨めというか無様だったというマイビターメモリー。あ、経験者じゃなかったらカードを1枚ずつはたいたりしないか…。



▼これからリー・アッシャーのレクチャーであります。が、事前に長門の婿(自称)の方にお会いする模様。家にある、あられもない姿の嫁を進呈する所存。貢物。